懐かしき奇譚クラブ
風俗草紙 昭和28年12月増刊号
一年とちょっとの寿命だったそうですが、風俗草紙はインパクトのある雑誌でした。
奇譚クラブが裏に隠れてやっている雰囲気だったのに対し、表で堂々と始めたのが
風俗草紙だったような印象でした。
ここに紹介する増刊号の広告は風俗草紙1953年12月号に掲載されていたもの
ですが、同じものを「内外タイムス」に載せたそうです。
奇譚クラブが一時期分厚くなったのは、突然現れたライバルに対抗するためだった
とか。(濡木痴夢男「奇譚クラブの絵師たち」)
当時は表紙を見ただけでドキドキしたものです。
2011/5/11