残虐を好む「月子」のページです。


残酷で非情なものほど私の心を震わせます。愛も信頼も無くただ欲望に蹂躪される事が悦びになります。

大勢の男性に犯されたい。でもそれは快楽の為じゃなくて道具として扱われたいから。


近況・最近は残酷な男には会いません。もっぱら妄想しては楽しんでいます。


虐待の追憶・・・男に無理矢理押さえつけられて・・・

  

「8才の時」�@

私は小学生の頃、駅地下の文房具屋さんで文房具を万引きしていた時があります。

お金が足りなかったのではなくてスリルが好きだったのです。お店の人の目を誤魔化して

手提げに消しゴムだのシャーペンだのをたくさん入れて帰る時の興奮に囚われていたのです。

でも子供のする事、いつかはバレます。



その日の獲物は消しゴムでした。誰も見ていないと思って手提げにボンボン消しゴムを

ほうり込んでいました。そしてお店から出た時でした。

「今、何やってたの?」

大人が二人、私の脇に立って腕を取るようにしました。

「こっち来てお話しようか」


とか言われて捕まったと覚悟しました。手提げ鞄の中には品物がいっぱいで隠す事も出来ず、

言い訳なんか作る事も出来ませんでした。



私は、地下街の外れの事務室のような所に引きずられるように連れて行かれました。

二人は私を椅子に座らせてお説教をしています。私はどうやったらここから逃げ出せるのか

考えていて全然聞いていませんでした。そうしたら一人が私の顔を覗き込みました。

「聞いてる? 人の話は聞かないとダメだよ」

私は石のように固まっていました。するとその人は急に乱暴になって私の髪の毛を掴むと上を向かせて

「こいつ、生意気だからシメてやんないと」

と、もう一人に言いました。もう一人の人はこっちを向いていましたが、ため息を吐いて

「仕方ないなぁ。あんまり酷くするなよ。お前、酷いんだから」

と言うと、私の方に向いて

「あんた、幾つ?」

と尋ねました。

「8歳」

私がそう答えると、乱暴な男に言いました。

「8歳だとさ、最近は発育良いな。でもあんまり無理すんなよ。」

「大丈夫だよ。8歳だろうと女だろ」

私は二人が交わしている会話が、理解出来ないにしても朧げに恐ろしくて動く事も

出来なくなっていました。身を強張らせた私を乱暴な男は髪の毛を掴んだまま、もっと奥に

引きずって行きました。



奥には金網で仕切られた小さな倉庫がありました。事務用品やら服やら吸い殻のいっぱいの

灰皿やら散乱していました。そこに押し込められると、やっと自分が途方もなく危険に晒されて

いる事に気が付いて逃げだそうと暴れ出しました。

「イヤッ」

「物を取っておいて逃げ出そうとするなんて悪い奴だナー」

暴れる私の抵抗をものともせずに倉庫の壁に投げられました。壁に当たって私は跳ね返って

その場に倒れました。

「逃げるんだから捕まえておかないとね。」

男は私の片足首を掴んで引きずり上げました。お尻が上がるくらいではなかったのですが、

そのまま引っ張られて、スカートはめくれ、コンクリートの床が太股に擦れました。

「イタイッ、イタァイッ」

「うるさいなぁ」

男は引っ張るのをやめると私の口を大きな手で塞ぎました。それでも叫ぶのを止めない私の声は、

くぐもっていましたが倉庫に響きました。




「8才の時」�A


恐怖が私の身体を埋めていました。「助けて! 誰でもいいから助けて!」 そう叫んでいました。

できる限りの力で手足をバタバタさせて大暴れしていました。でも大の男の力にはかなわなくて、

男が私のブラウスのボタンを外すの手を何度払っても止められませんでした。

ブラウスのボタンが外されてしまうと、ブラウスの裾をスカートから引っ張り出して脱がせはじめました。

腕を取る時の隙を狙って、私は金網の出口に突進しました。



でも開かないのです。何度揺すってもガチャガチャ音がするだけで開かないのです。男は知っていた

のでしょう。ゆっくりと私の後ろに近づいてきました。

「鍵がかかってんだよ」

いつまでも金網の扉を揺すっている私に言いました。かぎ!? いつのまにそんな・・・

「掛けるんだよ、奴が」

その言葉に私は少し先を見ました。もう一人の男が隠れるようにこっちを見ています。助けを

求めようとして見ると、その男はズボンから何かを出して手で握っている、それだけでなくて

手がせわしなく動いている。それがなんなのか正確には分からなくても、それを見た瞬間、

私の頭の中で何かが壊れました。

「キャー! キャー! キャー!」

大きな金切り声で叫んだ私を、男は後ろから髪の毛を掴んで横倒しに投げました。

抜けた髪の毛も痛かったし、倒されたコンクリートの床も痛くて、思わずうずくまったまま

ワンワン泣いていました。その私のお腹を横から男が蹴ってきました。勢いで仰向けになっても

お腹が痛くて身体を伸ばす事が出来ませんでした。男は団子虫のように丸まった私のお尻の下に

手を入れて下着を丸めるようにしながら脱がせてしまいました。



足を引っ張られて私は引き摺られながら何かに掴まろうと手当たり次第に何でも掴みましたが、

引きずられるのを止めるようなものは何もありませんでした。引きずられて背中が痛かったのですが、

その痛みも痛さとして感じるのではなくてヒリヒリとした熱さに感じられました。



男は私の片足を持ったままで、もう片方の足は股を閉じようと上に上げようとしましたが、

力尽きて落ちてきてしまいました。そうなると男の目の前に股を開くようになってしまうのが嫌でした。

「助けて、助けて」

私は涙ながらに哀願したのですが、男は嘲笑うように

「もう、おせーよ」

と言ってズボンを脱ぎ始めました。片手で脱いでいるせいかもたついていました。でも絶望が

もうそこまで来ている事が私の抵抗を弱めました。もう、どんなにしても助からない。



男は離した私の足を、足で押さえる形で、私に覆い被さってきました。

「助けて、助けて」

なんて言えばいいのだろう。なんて言えるのだろう。

「うんと開かねーと痛いぜ」

腰の辺りが異様に重くなり股が突っ張るほど左右に開かれました。筋が引っ張られて

切れてしまいそうでした。でも、身体に相手の身体が押し付けられたのです。



そこに穴があるなんて知らなかった。穴なんてない、そんな肉に男の肉が突き刺さってくる。

肉が内側に押し込まれていく。

「ギャー」

私は叫んだ、叫んだと思う。絶叫したんだと思う。でもその時の事は現実の世界としては覚えていません。

痛かったのだと今は思います。身体はずり上がって少しでも男の肉を入れないように逃げていきました。

でも背中でずって行くのと上から覆い被さってくるのとでは早さが違ったのです。



その時、私は人間ではなくなっていました。身体が身体として分からなくなって、まるで溶けてしまった

かのような倉庫の床にでもなっていた感じでした。コンクリートで作る擦り傷のような痛みが全身を

覆っていて、その痛みが動いているのです。いつまでも止まらず動いているのです。身体の上では男が、

身体の下ではコンクリートが私を犯していました。



口は叫んだまま開いていて、顎がきしむように感じられたのですが、痛みを少しでも逃す為に大きく

息をしていました。その口が閉じれたのは男が平手打ちをしたからです。私の顔は機械仕掛けのように

カクンと右に倒れました。涙と鼻水で呼吸がしずらかったので、また口は大きく開けました。



男は私の髪の毛を掴んで腰を勢いよく動かしました。その動きについていけずに頭の方が

テンポ遅れで揺れる事になりました。首がもげる気がした。と、思いっきり髪が引かれて、

男がうめき、動きは止まりました。腰は私の身体を突き破るかと思うほど深く打ち込まれて、

また私は絶叫したのです。でもその声は、途中から男の手に塞がれて声になりませんでした。




「8才の時」�B


痛さが全身を包んでいて、どこが痛いのか、どこが自分の身体なのか、よく分からなくなっていました。

男は私の上からどいてズボンをきちっと穿き始めました。その時のベルトのカチャカチャという音だけが

外界と私とを繋いでいました。もう男は襲っては来ないのだと思うとコンクリートの床に四肢を投げ出した

ままじっとしていました。男は倉庫から出て行ったようで人の気配がなくなって、私は逃げられるのだと、

痛みが無くなるのを待っていたのです。



ところが、また人の気配がしたので、痛いにもかかわらず、はっと目を見開きました。いつのまに

入ってきたのか、もう一人の男が私の顔を覗き込んでいたのです。



「痛かったの? 可哀相にねぇ」

その男は、薄ら笑みを浮かべて眉をひそめながら話し掛けてきました。

同情してくれる言葉に、その男が敵なのか味方なのか判断が出来ず、上半身だけ起こして、

その男を睨み付けていました。

その男が下に視線を降ろしたので、慌てて開いていた足を閉じました。その時に足の間にボールでも

挟まっているような重い感じがありました。

「痛かったでしょぉ?」

そう言って、男は舐めるような視線を上げてきました。そのねっとりとした視線が嫌で男が手を頬に

伸ばしてきた時に反射的に跳ねのけてしまいました。

その瞬間、男の表情が変わりました。やられる! そう思った時は遅くて頬を打たれていました。

慌てて両手で頭を覆って

「ごめんなさい、ごめんなさい」

と泣きながら繰り返すのですが、左右から打たれて、どちらにも倒れる事が出来ずに腕を打たれていました。

打つのが止まっても、怖くて頭を両手で覆ったまま震えていました。もっと酷い事がこれから又

繰り返されるのかもしれないと怯えていたのです。

「泣いてるの? 痛いの?」

男はまたネコ撫で声で囁くように聞きました。これに逆らっちゃイケナイ。そう思って肯きました。

「可哀相にねぇ。あいつは女の子には目がないから。今日だって、万引きを張っていたんじゃなくて、

あなたみたいな子を見ていただけなんだから。運が悪かったね。」

何を聞かされてもウンウンと何度も肯いていました。


男は私の頭を撫でてきました。本当は逃げたかった。でも逃げる事が出来ないから、逆らわずにいました。

それなのに男は私の頬を撫ではじめたのです。虫酸が走りました。身体を硬直させてこらえていたのですが、

我慢出来ずに這って逃げ出しました。その私の背中に男の足が降ってきました。足と言っても固い革靴で、

その痛みと力に私はグチャッと潰れてしまいました。何度も何度も踏まれて、その度に

「ぐえっ」

とお腹の奥から吐き出すような声を出していました。ひとしきりしてから、ぐったりとした私は男に

抱えられました。もう動き出す勇気も力も残っていません。男は床にあぐらをかいて座って私を膝の上に

抱きかかえられました。



男はハンカチを出すと私の顔を拭ってくれました。丁寧に何度も。じっとしていれば助かるのかと、

擦られて痛かったのを我慢して、させるがままにしていました。それから頭を撫でられました。何度も何度も

撫でているうちに、この男が救いの神に思えてきて泣けてきました。

「泣いてるの?」

その声の調子が違っていたので、はっと男の顔を見ました。救いの神なんかじゃない! 

慌てて泣き止むと違う違うと首を振りました。

「笑ってる?」

そんな事を言われても、その時の私は、どうやって笑うのか思い出せないくらいでした。

でもきっとこの男は笑う事を期待しているのだと思うと、なんとか頬を歪める事だけは出来ました。

「可愛いね。あいつが目を付けるのも分かる気がする」

そう言うと男は私の頬を舐めあげたのです。気が遠くなりました。叫び出したいのを怖くて

我慢していたのが限界でした。



「8才の時」�C


金きり声を上げた私の口を男は塞ぎました。強く塞がれたので、息が止まりそうでした。

苦しくて手足をバタバタさせていると、急に男から振り落とされました。男が立ち上がったのです。

「それくらいにしとかないとヤバイぜ」

「・・・あぁ・・・」

さっきの男が戻ってきて二人で何か話していました。私は壁に背をもたれかけて膝を抱えていました。



「よぉ」

最初の男が私を蹴りました。はっと顔を上げると目が合ったので、また顔を伏せてしまいました。

男がしゃがんで私の顔の目の前で話し始めました。

「今日の事は、運が悪かったと思って諦める事だな。服、着ろ。」

さっきまで着ていたブラウスを差し出されました。それを受け取ってもすぐに着ようと言う気持ちに

なれませんでした。そうするともう一人の男が来て、私に服を着せ始めました。されるがままの私の顎を、

最初の男が持ち上げて

「お前、人形みたいな可愛い顔してるんだな」

「タナカの好みの顔だよね」

もう一人が話します。

「でもキリヤさんも好きでしょ? こういう顔」

「好き」

二人が談笑している間に私の支度は整いました。ただパンティだけは戻されませんでした。



支度が出来た私にタナカは言いました。

「お前、俺に会いたかったらあの店でウロウロしてろ。でも万引きはするな」



私は、その後、何年もその店には行きませんでした。でも何年かした時、タナカの言葉が甦ってきて

、またその店に行ったのです。もちろんタナカには会えませんでした。



これが私の8歳の頃の出来事です。





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