私は現在ある予備校の講師をしています。差し障りがあるので、
名前と勤務先は固く伏せてください。
学生たちはみな真剣に勉強していますが、教えている私の内面で
炎のように燃えているのは、実は彼らが思ってもいない妖しい
妄想なのです。
じっさい、予備校で教えいると、こいつはいくら勉強したってどうせ
受かりっこないと思えるような学生もいます。でもそういう奴に限って
授業には熱心なものです。微分積分、関数など、面倒な数式を
黒板に書き並べながら、私は心の中で「こんなこと勉強したって
お前には無駄なんだよ。そんな努力なんかするより、いっそのこと
俺の犠牲になってズタズタに犯されてしまったらどうだ」と囁くのです。
最近私がとくに意識しているのは、M子という十八才の女子学生で、
成績は中の下、志望は早稲田の理工科すが、このままではちょっと
無理だろうと言った女の子です。
真面目だが妙に陰気で脅えたような影があって、私としては残酷に
犯してみたい衝動に駆られるタイプで、時折わざと難しくてまだ
理解できていない問題をぶつけたりして、内心の加虐感を楽しんでいます。
「こんな問題が出来ないのか、それじゃ合格なんかとても無理だぜ」
「・・・・・・」
「もっと勉強しろ。この次までに判るようにやって来いよ」
自信がないのか、困り切った顔でM子は俯いたまま、まるで支配者に
なったような優越感で、私はムクムクと股間が充血してくるのを
止めることが出来ません。
「機会は均等だからな、君だけ特別に教えてやるわけには行かないんだ。
しっかり自習して、みんなに追いつかなきゃ駄目だぞ」
これが小説なら、M子を一人残して誰もいなくなった教室でレイプを、
と言った筋書きになるのでしょうが、実際にそんなことをすれば、
たちまち表沙汰になって、下手をすればテレビで猥褻教師などと
報道されかねません。それほど愚かではないので、表面上は
あくまで教師としての体面を保ちながら、持って生まれた私の妄想癖が
始まるのです。
「お前みたいな馬鹿な女は、もともと大学を受験する資格なんか
ねぇんだ。家畜同然に俺の女になってちんぼを舐めて暮らせ」
「アァ嫌、ユ、許して」
「それとももう一年浪人してやり直す覚悟でもあるのかよ」
「お願いです勉強教えて下さい。ナ、何でもしますから」
「よし、それじゃここでおまんこ出してみな」
「えぇッ、そんな」
「いいからパンティを下ろせ。ケツをこっちに向けろ!」
「は、はい」
場所は新宿のド真ん中、高層ビルのエレベーターです。
アベックやサラリーマンが一緒に乗っていますが、私は委細かまわず
M子のパンティを膝の下までおろして、尻のワレメから指を突っ込む。
妄想とはいえ、白墨を持った私の指先にネトッとした肉の感触が
伝わってくるような気がします。
「ハッ恥ずかしい」
「どうせ家畜じゃねぇか、皆さんに恥ずかしい姿を見てもらえ」
「アヒィッ」
周囲の乗客は黙って見下ろしているだけで誰も手を出そうとしない。
それがまた何とも異様な雰囲気を醸し出しています。
ひとしきり穴の中を掻きまわした後、指を抜いて私は憚るところなく
ズボンの前を開きました。
「舐めろ。怠けるんじゃねぇぞ」
「ウゥッ、はい」
エレベーターの床に跪いて、M子は良く仕付けられた家畜のように
口一杯に頬張る。見下ろすといつも自分で眺めているのより倍以上も
太くなっています。
「よぅし、それじゃ皆さんにおまんこを触ってもらえ」
固くなったのを咥えさせたまま、スカートを捲って真っ白い尻の丸みを
露出させると、乗客の一人が待ちかねたように指を突っ込んできます。
「どうだ、気持ちが良いだろう」
「あぁもう、どうにでもしてぇッ」
どこまで昇って行くのか判らない狭いエレベーターの中で、素っ裸にした
M子をみんなが犯そうとしたとき、リリリ…、と授業の終りを知らせる
ベルが鳴る。ハッと我に返ってみると、M子は相変わらず講義の内容を
理解することが出来なかったのか、途方に暮れたようにぼんやりと
私の顔を見詰めていました。