逢瀬
11/28(本能篇) スッポンポンになって、大兄を待った。 振り返ると、立ちはだかった大兄が "少しはSMっぽいことしような。" ちぃちゃん、ピ〜ンチ!(>_<) って、元々そのつもりだったのだが・・・ "ほら、うつ臥せになって。" "頭付けて!お尻上げて!" "そうじゃなくって!" 大兄の指示が飛んでくる。 言われた通りにしてる・・・つもり。 "そうそう、うん良い格好だ。" へへへ、誉めらりちった。(^^ゞ と、思っていたら、 大兄がお尻を平手打ちしてきた。 ありがちなS氏の、屁理屈付の お仕置きではない、と私は思っている。 多分、ヒットポイントを心得ているのだろう。 ペシペシと音を聞いているうちに、 濡れ無いにしても、気持ち良くなってくる。 私からは見えないが、 お尻が赤くなるに連れ、 大兄の手の平も、赤くなっただろう。 "お尻をいじってやるから、ローション出せ。" と言われて、恐る恐る、 前回、ぬるぬるごっこに使った、 あの、ローションを出した。 ベッドにバスタオルを敷いて、 再度、四つん這いになった。 大兄がタオルを取り出し、後ろ手に縛った。 これだけのことなのに、 もぅ、お任せするしかないんだな。 と、思い込んでしまえた。 ローションをたっぷり塗った大兄の指が、 お股とお尻に入ってきた。 気持ち良いとか感じるとかではなく、 フニャ〜ンと力が抜けてしまう。 大兄は、クチュクチュといじりながら、 "こっちがお尻、こっちがお股。じゃぁ、これは?" "お尻〜!" "じゃぁ、こっちは?" "お股〜!" "正解!" 暫く、お股とお尻をいじられた後、 "ちょっと放置" と大兄がお昼寝モードに入ったが、 "腕が痛い。"訴えて、解放して貰った。 いつもなら、お昼寝タイムになる筈だった。 が、今回は大変なことになってしまった。 発情した。 まるで、発情した猫の様に 大兄の足に、自分の足を絡め、 大兄の身体に、自分の身体を摺りつけた。 "なんや?" "お股がムズムズする" "したいんか?" "うん、したい" 私が本能で"したい"と思ったのは初めてかもしれない。 "これ、入れたいんか?"と大兄はtintinを指さすした。 "うん" "あかん" "えぇ〜!なんで?" "したいんだったら、何をすればええかわかるやろ?" "わかんない" "じゃぁ、駄目。 熟した林檎がポトって樹から落ちるのを待つんや。" "ポトッ" "駄目〜〜〜〜” "したい"気持ちと"できない"ジレンマで、 私は思わず、泣き出してしまった。 "泣くことないやろ。次でええ。" 次って何時なんだよ〜〜〜(−−# 私は、ムクっと起き上がって、 おもむろに、コンビニで買ってきたおにぎりを食べた。 "性欲を食欲にすり替えるんか?" "うん" 食べ終えて、大兄の横に戻った。 が、眠る気にもなれなかったので、 うつ伏せで寝ている大兄の上にまたがり、 背中や腰のマッサージを始めた。 "ちぃ、お股が濡れてるなぁ" "うん" "入れてみるか?" "うん、やってみる。" "ほら、押さえててやるから、自分で入れてみい" 騎乗位でトライすることになったが、旨く入らない。 大兄のtintinを自分で押さえて、先だけ入れた。 "入ってへんやろ?" "入ったよ〜" "ほれ、身体沈めて" 実は、先だけ入れたところで、腰を浮かしていたのだ。 大兄に、肩をグっと押され、腰を落としてみた。 "いった〜〜い!" 中が押し広げられる感じがした。 が、大兄も抜こうとはせずに、下から突き上げてきた。 "動かしちゃ駄目〜!"と涙目で訴えて、 大兄が腰を動かすのを止めた。 少しの間、そのままにしておいたが、 辛くなったので自分で抜き、 大兄の下腹部の上にまたがり、お股を擦りつけた。 "ほら、こうやって前後に擦ってみぃ。" と、大兄が私の身体を支えた。 お股やクリトリスが擦れ、気持ちよくなってしまった。 "ちぃ、お股が熱うなってるのが、よう解る。" "うん。 あのね、入れた時は痛かったんだけど、 抜いた時にジワ〜〜〜っとしたの。" "あぁ、濡れてるなぁ。 ちぃ、気持ちええんか?" "うん、気持ちいい。" "その感覚を忘れたらあかんよ。" "うん。" 私は、気が済んだのか、大兄の腕枕で熟睡した。 大兄がシャワーを浴びる音で目を覚ました。 バスルームで身体を洗っている大兄に、 "私も洗って。"とおねだりをした。 大兄がシャワーをジェット水流にして、 私のお股とお尻を丁寧に洗ってくれた。 "これから、仕事行くんやろ? ちゃんと綺麗にしとかんたなぁ。" そんな、丹念に洗ったら、 またベタベタになちゃうでしょ。(^^; ホテルを出て、大兄は用事のため、 そして、私は仕事場に向かった。 な〜〜んで、こんな時に仕事をなんだよ〜〜! |