愛 奴 み あ



愛しきものは・・・


昨夜は、確かに「壊れた」と思った。気を失うほど狂い、至福の眠りに落ちた。

だのに・・・今朝のこの身体の飢えた疼きはなんなのだろう。

みあは、朝食もとらずに仕事にいく健を見送り、一人喫茶店のモーニングをとっていた。

子宮の奥を掻きむしりたくなるような衝動に駆られる。ブラの中の乳首がジリジリとする。

目を閉じると、「ドクンッ、ドクンッ」とおまんこの鼓動が聞こえる。

いてもたってもいられなくなり、みあは喫茶店をでた。



みあは、デパートのトイレにいた。

今買ったばかりの髪飾り、それは髪を束ねる時に使う櫛型のクリップのような形のも

のだった。

それを3つ、袋からとり出した。

トイレの中でみあはハイヒール以外の全てを脱ぎ、裸体になった。

充血して勃っている右の乳首に、髪飾りをバシッと噛ませた。針のような櫛の先が乳

輪にぐぐっと喰いこむ。

「くうぅぅ〜」なんともいえない痛みが走る。それでも、みあは左の乳首にも髪飾り

を噛ませた。

髪飾りの先が容赦なく乳首に喰いこむ。

「はぁぁぅ〜」

次にみあは、家からもってきたダブルローターの小さいほうを尻の穴にしずめ、大き

いほうをおまんこに突っ込んだ。

そして、おまんこ全体を閉じるように大きめの髪飾りをバシッと噛ませた。

「あああぁぁぁ〜」

痛い!噛みつかれた痛いけれど・・・

みあはローターのスイッチを入れた。

「はあぁぁぁぅぅ〜〜」

子宮が痺れるぅ〜、腰のあたりで何かがドドドドォーと唸っている。

手を戸につき、しばらく裸体のまま両足をつっぱり、痛みと芯の痺れを味わいながら

いわれぬ官能に陶酔していた。・・・これが欲しかったのぉ・・・



こうしようと思ったのは、咄嗟の思いつきだった。憑かれたようにデパートで髪飾り

を探した。

調度いい大きさとバネの強さを確かめながら選んだ。これだ、っというものを見つけると、

お金を払いトイレに駆け込んだのだ。



夫が生きていた頃、みあは毎日スーパーでその夜、自分のおまんこにはめる

道具を選んでくるように命令されていた。なすやきゅうりの日もあれば、

タマゴをゆでてコンドームに3個ほどいれ口を閉め、バイブの代わりにした日もあった。

丁寧に品定めをしている姿は、ごく普通の主婦であったが、誰がその使い道を

夜の責め具などど思うだろう。品物を手にとりながら、みあはいつも胸をドキドキ

ときめかし、おまんこを濡らしていた。調教の一つだった。



自分で、自分の身体の責め具を選び、身体に噛ませる。自分に痛みを与えずには

いられない欲求。

みあは、そんな淫らな自分の身体がいとおしく思えた。新しい自分に出会えた気分

だった。











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