舞踊手の場合
彼の舞う姿は、とても色っぽくて見ているだけで、こちらの身体が疼く。
メールで話ができるだけで楽しかった。
思い切ってデートをしたら、もっと楽しかった。
4回目のデートでキスをした。
ここまでは、彼は今までも他の女性と経験してきていること。
狭い車のシートに倒され、耳を軽く噛まれた。
全身に電気が走り、身体が小刻みに震えた。
おまんこにスイッチが入ってしまった。
耳を舐めたり、噛んだり繰り返されていると、
どんどん震えが激しくなり、喘ぎ声がもれた。
「もう、感じてるの?」彼が驚いた。
既に感じてるレベルは通り越して、イキ始めている私。
「すごい感じやすいんだね。」
彼はうれしそうにキスをしながらブラを外し乳首を抓んだ。
「はぁっ!」身体が弓なりに反り返り、硬直した。
「ねえ、イってるの?え?すごい!」
「だめ〜いっちゃう〜!」
息が止まり、おまんこがギュウっと締まった。
彼が、上ほうからそんな私を眺めている。
「こんなに感じやすい女性初めただよ。子供のような顔していたのに
今はすごく色っぽいよ」
ボーとした意識の中で、彼の興奮した言葉を聞いていた。
デートのたびに車の中で、何度もイカされた。彼の口と指だけで。
マン汁でベタベタになった指をうれしそうに舐めている彼がすごくかわいく思えた。
奥さんとセックスレスになってから、出会いサイトで知り合った何人かの女性とデー
トはしたが
いつも最後まではいかなかったらしい。
倫理観や、まじめな性格が、あと一歩を踏みとどめさせていたらしい。
そう、彼は本来すごくまじめで勤勉な人なのだ。年齢49歳。
そういう人だから、毎回私を「欲しい」とうわごとのように繰り返していても
実際に行動には移そうとしない。
私も本来の姿を見せるにはまだ早いと思い、人妻らしく「決心がつかないの」と
それ以上は求めなかった。
彼からのメールにこんな言葉が出るようになってきた。
「君と出会って、僕はまだ知らないことがたくさんあることに気づいた。」
「今までの夫婦生活で、女房を感じさせようなんて考えたことなかったよ」
「今は、君の感じる姿を見るのがたまらなくうれしい。」
そんな彼の一番の不安は
「どんどん求め合った二人は、その後はどうなるんだろう。気持ちが冷める時がくる
かもしれない。」
「・・・その時は、またただの仲間に戻ればいいんじゃないの」
「そうか、そうだね。趣味という繋がりは救われるね」
全てクリアー。とうとう彼が決心した。
その間にも私の身体から陰毛がなくなっっていた。
二人でホテルに入ると、待ちきれず服を剥ぎ取り全身キスの嵐。
事前に「水泳のために剃毛した」と話していたので、
彼は期待にいっぱいでおまんこを覗き込んだ。
「女性のあそこをまじまじと見たのは初めてだよ。本当に剃っちゃったんだ。」
「奥さんのは?」「部屋を暗くするから、はっきりと見えないだろう」
大きく私の足を開き、まるで生体実験でもしているかのように
指で肉襞を丁寧に広げながら奥の口を探していた。
「すごい!口が動いているよ。なんてイヤラシイ動きなんだ。」
子供のように興奮しては歓声を上げている。
そして、それはおいしそうにつるつるおまんこをしゃぶりまわすのだ。
その舌の動きに私は、全身をくねらせ喘ぎ声を揚げていた。
彼は顔中、涎とマン汁で濡らしながら、「おいしいよ、もっと出して、もっと出し
て」と
繰り返していた。
もう、あの華麗な舞い手の面影はなく、ただの淫欲に狂う男の顔になっていた。
私にはそれが何よりもうれしかった。
彼の指が更に私を狂わせる。彼の指がおまんこに入っているだけで、
おまんこがキュウッと締まり、中がヒクヒクして全身が震えてくる。
何度でもイってしまう。指先がちょっと動けば、またイク。
彼の身体にしがみつき、獣のような声を揚げる私。
ベッドのシーツがぐっしょりになるほどの汗とマン汁を噴出させて、
私は身体の中の淫欲と心地良く戯れていた。
「こんな身体の女性がいるなんて。小説やエロ本の中だけの話かと思っていたよ」
「君の身体は、男を狂わせるよ。旦那一人じゃ物足りないだろう。」
私は人妻らしく「夫が私の身体をここまでにしたのよ」と答えておいた。
彼はしばらく考えて言った。「女房の身体は夫が作るもんなのかぁ〜」
30分の間に10回以上(もう数え切れなかった)連続でイキ続けた私は、放心状態に
なっていた。
「もうだめ。もうだめなの」と泣き声を出すと、
「僕は何もしてないよ。ほら、自分で勝手に感じちゃうんだろ。ほら!ほら!」
そう呪文のように言われると、またすぐに子宮から電気が走り、おまんこが痙攣しだす。
既に彼の指は、私のマン汁でふやけていた。
際限なく快感を求めつづけ、なお且つ、自らの体内より快感を生み続けるこの身体。
その身体に触れ、悦びを感じ男としての自信を取り戻す彼。
彼のうれしそうな顔に、私は満たされる。
でも、一つだけ気になることがあった。
彼の股間が何も変わらないのだ。いや、気持ち大きくなっているような気もするけれど
そっと手を伸ばしてみても、力なくグンニャリとしている。
彼の精神的興奮とは裏腹に、股間は元気がない。どうして?
「君の手で握られると気持ちいいよ。フェラしてもらえるかなぁ」
ご希望とおり、柔らかい肉の塊をパックンと口の中に優しくふくんだ。
舌と唇を駆使して、舐め回した。
尿道口を舌でつつき、カリの周りをゆっくりと舐め、裏の線を何度も舐めあげ
唇でしごいた。袋も口にふくみしゃぶった。
「すごい・・・気持ちいいよ〜。」という言葉とは反対に、肉の塊はなお小さくなっ
ていく。
それなのに、本人の感覚は大きく硬くなっているように思えるようで
イメージと、実際の状態とのギャップが大きくて、私は戸惑った。
しかし、彼に満足してもらうには、ひたすらしゃぶり続けるしかなく、
彼の反応に気をつけながら、あごが痛くなるのもこらえて続けた。
「だめだ!イクよ!」
やっとのことで、わずかな精液を彼が放出した。
わたしはがんばった自分へのご褒美に彼の精液を呑んだ。
菜食家の彼のものらしく、さっぱりとした味だった。
しかし、硬くならなくても、感じてイクのだということを私は初めて知った経験である。
一休みした後、また彼は私を指で責め始めた。イカせる悦びをやっと覚えた彼は
貪欲に私の快楽を共有しようとしているようだった。