新たな出会い
7月6日
新しいパートナー候補と会いました。
年齢の割に髪がうすく、丸顔のおじさんでした。
でも、ふいん気が柔らかく、初めて会ったのに安心して話ができました。
最初に約束の観覧車に乗りました。
私がお願いしたのです。観覧車は密室ですから、なんでもあり。
しかし、そこの観覧車は、ガラス張りでした。
周りから丸見え。仕方なく、おとなしく乗っていました。
でも、最上にきたあたりで、「マゾの証を見せて」と言われ
「ここで?」と言いながらもうれしはずかしで、
ワンピースの裾を持ち上げ、ショーツの中を見せました。
「本当にツルツルですね。いやらしいですねえ」
彼に見せることへの恥ずかしさというより、
ガラス越しに、誰かにこんな淫らな姿を見られているかも、という恥ずかしさが
私を感じさせました。
近くのビルからも見えています。空を飛ぶ鳥からも。
「見られてる」そのことが感じさせるのです。目が回りそうな気分でした。
彼が、それをわかって私にさせているとしたら、うれしい出会いです。
私の舞台が終わり、彼の車でホテルへ行きました。
先のシャワーを浴び、バスタオルを巻いて彼の前に立つと
「全部見せてください」と言われました。
あ〜この時がきた・・・本当は見せたくない。私の身体は、あまりに恥ずかしい。
小さな胸、大きな乳首、くびれのないずん胴なウエスト、4度の手術でついた傷。
色気のない身体が、SMによって淫乱で卑猥な身体に変化する。
それがうれしくて、そう変えてくれる人に出会いたくて、
1年前、勇気をだして一歩踏み出した私です。
この時も、彼がどう反応するのか、泣きたい気持ちでじっと待ってました。
彼の手が、品物を見定めるように私の身体を這います。
その手の動きが、私の触覚をおまんこを刺激します。
「どうしたんですか。まだ何もしていませんよ」
いじわるそうにそう言いながら、プルプル震える身体を楽しそうに眺めています。
「両足を開いて」
彼の指が、おまんこの中を確認していきます。
「もう濡れてますね。これだけで感じているんですか?」
「・・・・」
「しっかり答えなさい」
「感じてます!」
答えようと思っても、なかなか声が出てこないのです。やっとのことで、一言答えました。
「よ〜し、いい子だね。じゃあ、何で縛って欲しい?」
目の前に、麻縄と赤の綿ロープが並べられました。
私は、迷わず麻縄を指差しました。
麻縄は、初めて本物を見ました。毛羽だっていて、チクチクしそうな感じでした。新品だそうです。
前に、新品は痛いって本で読みました。
それでも、ずっと憧れていた麻縄です。麻縄に縛られた女体の美しさ。
「いいんだね、それで」
ベッドに連れていかれ、その上で正座しました。
腕を後ろに回し、手首から縛られていきました。久しぶりの感覚です。
縄が身体に食い込むたびに、泣きたい気分で震えました。うれしくて泣きたいのです。
初めてだから、ということで、胸のあたりだけの縛りでした。
彼がシャワーに行っている間、ずっと、正座のまま鏡に映った姿を見ていなさい、と言われ
まじまじと眺めてしました。
縄と縄の間から飛び出す乳首は勃ち、肌に縄が食い込んでいます。
綿ロープとは比べ物にならないほど、綺麗です。見惚れてました。
彼がシャワーから戻り、さぁ本当の始まりです。
彼が最初に責めたのは、乳首。
ムクッと縄の間から顔をあげた右乳首を指で撫でたり押したり。
焦らされているようで、たまらない。
もっと強い刺激を・・・乳首がそう叫んでいる。
彼の指がだんだんいやらしく動き出します。
抓んだ乳首を引っ張ったり、捻ったり。
その刺激が、ビンビンおまんこに響きます。
「くっくっくう〜〜」
「感じてるの?もっと声を出して」
ギュッと彼が乳首に吸い付くと、ビクンッと身体が跳ねた。
「はあぁぁぁ〜〜〜」
腰をねじらずにはいられない衝動に駆られます。
同時に彼が左の乳首を捻りました。
「ううぅぅぅ〜〜〜〜」
眼が眩むようです。左は右に比べ数段感度がよく、
彼が吸い付くと、一気におまんこの火が身体中にまわりました。
「はあああ〜〜〜ううう〜〜〜〜」
喘ぎ声をあげながら、不自由な身体をねじり悶えました。
左手に右乳首、右手はクリトリス、口は左乳首。
私にとって、これはすごい責めです。
快感の渦に呑まれていくようでした。
「この乳首は、嬲られるためにあるような大きさですね」
悶え泣いている私に対し、淡々とした口調で言います。
「いいものを買ってきたよ」
見せられたのは錘つきのクリップでした。
乳首にそれをつけようとして、愕然。乳首が大きすぎてクリップで挟めれない。
乳首全体が挟めなく、隅の皮一枚という状態で挟まれたので、
痛みも強く、少ししか我慢できませんでした。
「いやぁ、本当に恥ずかしい乳首だなぁ」あきれ顔でそう言われると
悲しいやら恥ずかしいやら、どういう顔をしていいかわかりませんでした。
その顔をみて「いい顔だ」と言いました。
麻縄を解かれるとき、すごく寂しかった。
縄の痕を気にしなくていい状況なら、もっときつくずっと縛っていて欲しかった、と強く思いました。
きっと手足が痺れて、関節が痛くて、解かれても動けないかもしれない。
そんな風になることに憧れる。だって、それが私の憧れのおもちゃの姿だから。
縄の痕に服部さんがキスしてくれた時、すごくうれしかったな。
縄の痕がとても愛しかった。消えて欲しくなかった。