新らしい快感との出会い



7月18日

2回目のプレイ

麻縄での縛り・・・後ろ手に縛られ、おまんこに縄を喰いませられると、

カーッとおまんこが熱くなり、たまらなくこすりたい衝動に駆られた。

「どう?」と聞かれ「気持ちいい」、他に言葉がない。

どうしてだろう。縄に縛られると、不思議と気持ちが落ちつく。

まるで抱きしめられているような、安堵感がある。これは、初めてのときから感じ

ていたこと。

「自分で腰を振って」と言われる前に振っていた。

夢中で縄におまんこをこすりつけていた。

それはしようとして、というより、勝手に身体がこすられる快感を求めて動いているのだ。

頭の中は、初めて私を調教したご主人様が浮かんでいた。Hさんには申し訳ないけれど、

頭の中でご主人様が笑っていた。

「あなたが私をこういう身体にしてくれたんですよね」

私は心の中で呼びかけた。

身が裂けるような食い込みを、これでもかと繰り返され、悲鳴をあげながら耐えた。

その結果が今の身体。ご主人様が私に与えてくれた身体。

あらためて、ご主人様に感謝した。

Hさんに縛られて、縄に擦りつけてまもなく、最初の絶頂に達した。

「縛られただけで、イッタのか?すごいな」

Hさんが私の顔を覗き込む。

ここちよい放心状態の私の姿をデジカメに納めていた。

身体を起こされ、乳首を責められはじめた。

抓り、ひっぱり、しゃぶり。乳首は勃ったまま喜んでいた。

でも、もっと、もっと痛みを・・・と叫ぶ声が聞こえた。

乳首とクリトリスを同時に刺激され、縛られたまま私は腰を振ってまたこすりつけた。

2ヶ所責めは執拗に続く。

「いやらしいですね、あなたの身体は。自分で気持ちよくなるように動いている。

もっと気持ちよくしてあげるよ」

ボールギャグを噛まされた。実はうれしい。安心しちゃうんだ、これを噛まされると。

どうしてだろう。口を開けた状態が長く続くと頭の中が混沌としてくる。

わけがわからないというほうがあっているかもしれない。

そのまま、立てひざになり、広げた股間に太いバイブがあてがわれた。

「腰を下ろして味わいなさい」

グスグズという感じでバイブがおまんこに突き刺さっていった。それだけでもすごい刺激なのに、

スイッチを入られた途端、頭の中がショートして

身体が跳ね上がった。すごい、すごい、目がまわる〜。

身体を縛られ、口に咥え、おまんこに差し込まれ、

「あ〜全身を犯されいる」そんな気分だった。幸せ〜〜と思った。

その瞬間、スイッチは切られ、刹那さだけが残った。

泣きたい気持ちになる。もう泣いていたけれど。



まだ縛られた1時間ほどしかたっていなかったが、Hさんがボールギャグを外し、縄を解いた。



外されたボールギャグに唾液がつまり、糸をひいた。口角からダラダラと涎がたれる。

「涎を垂らしながら悦んでいたの?恥ずかしい子だね。そんなに気持ちよかったんだ。」

「はい」

まだ平気だと思っていたけれど、解かれて初めてわかった。

関節がおかしくなっていることに。足も手も動かない。

解かれたままの姿で、転がっているしかない状態。

そんな自分の姿を 「まるで操り人形のよう。おもちゃになったみたい」・・・うれしくなった。

「大丈夫?」と聞かれてやっとのことで「大丈夫じゃないみたい」と答えた。

Hさんにゆっくりと手を動かされると、激痛が走った。足も同様。

痛みがやわらぐと次は痺れ。じ〜〜んと熱くなる痺れ感、それが、また気持ちいい。

「気持ちよさそうな顔をして。」と言いながらHさんは私の頭を撫でてくれた。

少し休憩して、今度は赤の綿ロープで縛ってくれた。

股縄を引っ張ってはグイグイこすってもらうと、またイキ始める。

バスタオルを敷いた床に寝るように言われた。

後ろ手に縛られ仰向けになった私の乳房の上に

赤い蝋が垂らされた。

熱い!身をよじる。おかまいなしに、蝋はポタポタ落ちてくる。熱い!熱い!

頭の中がパニックになる。身体をどんなによじっても

次から次へと乳首に蝋が落ちてくる。

乳房が蝋で固まった。放心している私。

いきなり、蝋で固まった乳首をギュウッとつかれた。

「うわあぁぁぁ〜!」

身体が跳ね上がった。何ともいえない快感が生まれた。

「どうだい?」

「熱かったけれど、今は気持ちいい」

Hさんはうれしそうに笑い、乳首の蝋を剥がし始めた。剥がされる時は、痛いようなヒリヒリするような

でも、気持ちいい。乳首が勃ち、剥がされる度に感じた。

「身体はちゃんと反応していたよ」そう言われると、そうかもしれない、と思えた。

また、やって欲しいと思うのだから。



今度は早く関節の痛みが出て、ロープをほどいてもらった。

しばらく、Hさんとじゃれあう。

ノーマルなセックスも嫌じゃない。SMをしている時は、ノーマルなセックスはオマケのようなもの。

気持ちいいけれど、SM行為から生まれる快感には比べ物にならない。

ノーマルなセックスは、やはり夫が一番だ。こんなところで、夫を引き合いに出すなんておかしいけれど。

Hさんがイッても、私の身体は治まらないって知っているから、バイブを与えられた。

Hさんはバイブを巧みに動かし、何度も絶頂をいかせてくれた。

何度もいっているうちに、すごい絶頂がきた。

それは、頭の中でメーターが動き、エレベーターに乗って昇っていく気分だった。

全身が硬直し、息が止まり、目が開いたまま一点を凝視した状態が長く続いた。

このまま呼吸が止まり死ぬかも・・・なんて思った。

「大丈夫か?おい!」というHさんの声は遠くで聞こえるが、応答はできない。

どれくらいの時間がたったのか。

何かがす〜と消えるように、力が抜けていった。

生きていたみたい・・・そんなことが浮かんだ。

やっとのことで、Hさんの呼びかけに答えた。

「このまま死んでしまうかと思った」というと、Hさんが笑った。



身体を起こされたとき、気が付いた。おまんこの奥でまだ痙攣が続いていることを。

「まだ、奥で動いているよ」とHさんに言うと、足を広げて奥を覗き込んだ。

毛のないおまんこの中は、丸見え。

パクッと開いた奥から、タラタラとマン汁が垂れているのが見えると、言った。

そう言われるだけで、また身体が震えイキはじめた。

「おいおい!またイっているのかい、布団がビショビショじゃないか。困ったコだね」

つかさず、デジカメで濡れたおまんことふとんの染みを写していた。

その状態のまま、何度もイッた。

力尽きて倒れて、やっと一段落。



昼食をとり、少し眠くなったというHさんに

「寝ていいから、その前に縛って欲しい。縛ってほおっておいてくれていいから。」

「縛るだけでいいのかい?」

笑いながら、関節がつらくない縛り方をしてくれた。

もちろん、股にはしっかりと食い込ませて。

ごろんと横になっているHさんの隣で、私は一人で縄遊び。

食い込む縄の感覚に、勝手に身体が反応して喘ぎつづけていた。

本当に気持ちよくて、ずっとこのままでいたかった。まるで、小さい子どもが一人

遊びしているように、縄に股をこすりつけては悦んでいる。

寝ていると思っていたHさんは、ずっとその様子を見ていたらしい。

後で、「うらやましくなった」と話してくれた。

「もっと気持ちよくしてあげるよ」と身体を起こしたHさんは、股縄にローターを挟んでくれた。

スイッチが入ると、これまたすごい刺激で、気持ちよくて暴れまわり、

ベッドの上の道具を蹴飛ばしてしまったくらい。(笑)

でも、じきに電池が切れてしまいおしまい。

仕方ナシにそっと隠れて、縄の上からクリをいじっていたら、すぐにHさんに見つかった。

「何をしてたの?自分でいじるなんて悪い子だ。」そういうと、股縄をぐっと引っ張りあげた。

強い刺激がおまんこを襲った。快感に浸る私の背中に麻縄の束の鞭がとんだ。決して強くないけれど、

縄の束がバシッバシッと背中に当たる感覚はすごい。針が突き刺さるような痛みを感じた。

痕を気にしないでいられる状況なら、もっと続けて、もっと強く、と求めてしまえたのに。

私は、痛みをどこまで耐えられるだろうか。

痛みは痛み。その場で快感には変わらない。

心地良い痛みはまだ遊び。

気が狂いそうなほどの、我を忘れるような痛みだからこそ、その後にくる不思議な快感がまたすばらしい。

そのことを知った日だった。



Hさんは優しい。優しい中に強い責めの欲求を持ち、求めているのがよくわかる。

優しいいい人の日常から、本当の自分に戻る時間、相手をずっと求めていた人。

これからの時間がまた楽しみになった。

でも、また2ヶ月、間があく。



その間、また違ったMの私が、行動を開始する。

                            








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