S M プレイ図鑑
残された最後の熱帯雨林
女性の剃毛について、SM小説などではいとも簡単に陰毛を剃り取ってしまうが、 頭髪につむじがあるように、実は陰毛にも一定の流れがある。剃り取った後を 男でいえば睾丸の袋がそれと似ているのだが、毛根の一つ一つが横向きになって、 剃毛するときここを逆剃りにすると、毛穴からプツプツと血玉を吹いて、いわゆる それに比べて、剃っていて快いのは中央の恥丘と呼ばれるやや固い ジョリジョリと微妙な手応えがあって、剃毛の醍醐味を味わうことが出来るのも とまぁ、ここまでは外見上眼につくから比較的楽だが、難しいのはここから先、 大陰唇に毛が一本もない女性も稀にはいるが、ほとんどの女がかなりの量の陰毛を 経験された方はなるほどと頷かれると思うが、土手から粘膜に移行する境い目のところに ここにカミソリを当て、綺麗に剃り落とすためにはかなりの熟練を要する。ヌルヌルと濡れた 男性ほどではないが、女も尻の穴のまわりに短い毛を持っている場合が多い。 AVなどで、よくシェービングクリームを使って泡だらけにしているシーンがあるが、 それからもうひとつ、電動式のシェーバーを髭剃りのつもりで迂闊に使うと、 毛を剃った後の肌からは、汗とは違った独特のホルモン臭のある湿り気が 確かに、剃毛が完成すると女性はそれまでより性欲が増進するし、 心理的には、身も心もご主人様のものになったという喜びと、生まれながらに 「もうこれで他の人とはセックス出来ないと思ったら、彼への愛情が急に強くなった 「陰毛にはどうしても卑猥で嫌らしい感じがありますけど、毛を剃ってしまうと いわば、剃毛は女性の肉体に残された最後の美容術なのである。 ひと昔前まで、無毛の女性はパイパンとかかわらけと呼ばれて縁起が悪いと
淫風薫る五月の空の吹き流し
縛るだけなら誰だって出来る。 それをどうやって料理するかが、こちらの腕の見せ所である。 長い間に随分いろいろと試してみたが、適度な美しさと残酷さがあって、 当時、私は自分でSMクラブを経営していたが、その頃のSMクラブは、 今から三十年も昔の話である。 私が使っていたのは八王子の郊外にある離れ家式のドライブインで、 近ごろはSM専用ホテルにでも行かない限り、ラブホテルで吊りを実行することは その日参加したのは、スポンサーになった酒屋の親父と、まだ若いサラリーマンの 女の名前は酒井美代子、24才、セックスはしないという条件で口説き落として 高小手だダルマ縛りだ、逆海老だと、初めのうちは女の身体をいじくりまわして 吊りの醍醐味は、何と言っても逆さ吊りである。普通に吊ってみても、 地球の引力に逆行して頭を下に、両足は出来るだけ開いて、淫肉の切れ込みが まず両手を背中にまわして手首だけ縛る。これは逆さ吊りにしても手が垂れて 次に腋の下から乳房にロープをまわして、部屋の隅にある柱にくくり付けた。 「ちょっと、脚を持ってください」 「おいきた」 酒屋の親父が女の脚を抱えあげると、すかさずサラリーマンが右の足首に とたんに腋の下に女の全体重がかかって、美代子がギェッと悲鳴をあげる。 「待ってろ、すぐ楽にしてやる」 左の足首を出来るだけ開いて、梁の真ん中あたりで括ると、身体がねじれて 「うわわわッ、いッ痛いぃ」 「静かにしな、もうちょっとだ」 足首を固定するのを待って、酒屋の親父が上半身のロープを解いた。 グラリと身体が揺れて、ズルズルとロープを引きずるように頭が畳すれすれになる。 「もっと脚を高くしなけりゃ駄目だ」 「よっしゃ、いきまっせ」 うんこらしょ…、と酒屋の親父が女の腰骨に腕をまわして抱き上げる。 「あぁっ、い、嫌…」 出来上がったポーズは、髪の毛が畳を掃くほどの高さだったが、脚を開いた角度は 脚先で軽く女の乳房を蹴ると、全体がユラユラと風に靡くように揺れる。 女はしきりに身体を撥ねて反り返ろうとするのだが、すぐに力が尽きて 「おぅおぅ、お嬢さん濡れてるじゃないの」 酒屋の親父がちょうど目の高さにある 「ほう、穴が開いてしまうもんだね。こいつは面白い」 見ると内臓が下に降りたせいか、直径2センチくらいの空洞がポコッと開いていた。 「早く早く、ビールを持ってきなさいよ」 栓を抜いた口を空洞に当てて、ビンを逆に立てると、ゴボッゴボッといった感じで 「うわわ、出た出たっ」 若いほうのサラリーマンが奇声を上げた。 股を開いた角度はおよそ45度、 「ぶはッ、ひッひぃ…ッ」 女は跳ねようとするのだが、頭が重くて自由がきかない。2・3度腹筋が収縮して、 「ホラホラ勿体ない、早く飲みなさいよっ」 酒屋の親父が残ったビールを口飲みにしながら、 「えぇっ飲んでも良いんですか、こりゃ御馳走だ」 女の股がちょうど胸のあたりにあるので、サラリーマンが女の尻を抱え込むようにして 「タッ助けて、止めてよゥッ」 クリトリスや周囲の肉ベラを一緒に吸われて、女は顔を真っ赤にしてもがく。 「うんめぇ、もう一杯注いでくださいよ」 「おいきた、退いてみな」 入れ違いに、酒屋の親父がビンを逆手に持ってグサリと穴の真ん中に刺した。 「ぎゃァァァ…ッ」 「オーバーな声出すんじゃねぇよ。あんただってイケる口だろ」 「痛いよゥッ、さッ裂けちゃう」 「心配しなくたって良い。ここからは子供の頭だって出てくるんだぜ」 ビールはそれほど残っていなかったが、ぐりぐりと捩じ込むように 「少しじっとしていなさい。落ちちゃうじゃないか」 要するに、ビンを直角に突き立てたまま奇妙な人間のオブジェを作ろうと 「ちぇっ、駄目だな」 舌打ちしてビンを抜くと、内側から再びブクブクと泡が溢れ出してきた。 「仕様がねぇ、こっちでやってみよう」 酒屋の親父がおもむろにもう一本のビールの栓を抜いた。 「あんた、そんなに可愛がってばっかりいないで、手伝ってくださいよ」 「えっ、どうするんです?」 「いいから、ここを押さえて…」 言いながら、逆さ吊りになった女の尻たぶを容赦なくつかんだ。女はもう反応する 「あっ、ちょっと待って…」 サラリーマンが、陰毛に顎を擦りつけるような形で尻たぶを左右に開いた。 「いいかい、しっかり押さえていてくださいよ」 親指の腹でビンの口を塞いで、固く締まった後ろの穴に狙いをつける。 「いくぜ…!」 ゴボッとビールの塊が洩れたが、次の瞬間ビンの口から5センチほど、 「うぐぅ、ぐぇッ…」 ブルブルと全身が痙攣して、女が異様な呻き声を上げた。 腸の中に入って汚物に触れた液体は、ほとんど爆発するような勢いで 「ようし、そろそろ下ろしてやらないと限界だよ」 たっぷりと飲ませておいて、酒屋の親父が無造作にビンを抜くと、とたんに 黙って見ているわけにもゆかないので、三人がかりで足首の縄を解く。 「あっあっ、凄げぇ。出てくる出てくるっ」 「ほう、ずいぶん入っていたもんだな」 続いてブブッと音がして、後ろの穴から大量の空気が洩れた。そしてすぐ、 |