交換アナル二人浣腸
一、下痢便づくり
スカトロマニヤが爆発的に増殖したのは、昭和60年代に入ってから
ウンコビデオの出現が大きな要因である。
ビデ倫など、まだどうでも良かったころ、黒箱のアングラビデオが大量に
出回って、この中に排泄ものの傑作が数多くあった。
ナマの脱糞、排尿はもちろん、メッシュのパンティを穿かせたまま、
その中にブワッと内容物が噴き出すと、網目から糞汁が滴って溢れた粘土の
塊りが内股からボタボタと落ちる。なかには自分が出した糞の上を転げまわる
女もいて、その如何にもビデオ的な映像を驚嘆して眺めたものだ。
それまでのアナル責めと言えば、排泄より浣腸そのものに重点があった。
つまり、どれだけ出すかより、どれだけ入れるかが問題なのである。
2000CCは当り前、なかには尻の穴から3000CCの石鹸液を
飲ませた女もあった。牛乳パックにして3本分である。
腸管が満タンになると、女は猛烈な腹痛と便意に耐えなければならない。
排泄させることより、その苦しみを与えるのが責めの目的である。
注入するのは主として温湯か石鹸水かグリセリン…、これが正統派、いわゆる
浣腸マニヤのフルコースだった。
設備が整っていないせいもあって、やるのはほとんど浴室か直接トイレのなか、
私など臭いが嫌で排泄が始まるとドアを閉めて外に出てしまったものだ。
内側から便器を鳴らす凄まじい音が聞こえる。ドアの中で腹を抱えて
苦悶している女の姿を想像して、私は臭い消しに何本もタバコを吸った。
場所は都内赤坂で今は焼けてしまったホテル・ニュージャパン。
スポンサーになったのは以前ご紹介したことのあるスカトロマニヤの
通称ネリ夫である。
その日のネリ夫のアイデアは女の糞便を直接自分の体内に移動させようという
奇抜な発想で、長い間夢に見ていた計画の実現だとひどく張り切っていた。
「女のウンコには栄養分がタップリと残っていますからね」
ネリ夫は心の底から嬉しそうに言った。
「腸の中に直接受け入れたらどんな感じがするか、楽しみだな」
「そんな簡単に、上手く出来るのかよ」
「パイプで身体を繋ぎましてね。ウンコを軟らかくしてその中を通すんです。
まあ見ていてください」
物好きな奴だ…。もともと女の腹にあったものを入れるのだから毒ではない
だろうが、成功するかどうか半信半疑だった。
ネリ夫の熱意に押し切られて、女たちを納得させることはさせたが、私は
例によって女のクソに手を触れるのが穢らわしくて、少し離れて三人のやることを
見物することにした。
部屋には絨毯が敷いてあるので汚すわけにはいかない。素っ裸にして、
三人で狭いバスルームに入る。自然ネリ夫が女たちを仕切るかたちになった。
「どちらか下痢してる人、いませんか?」
ネリ夫は、1メートル足らずの透明なビニールの水道管を持っていた。
気おくれしたように女たちは陰丘を手で抑さえたまま黙っている。二人とも
陰毛を剃っているので、手を離せばくっきりとしたワレメがムキ出しである。
「仕様がないな。それじゃ浣腸させてもらわないと…」
グリセリンを瓶から半分ほど洗面器に薄めて、ネリ夫が200CCの浣腸器に
吸い取る。
「固いやつだと移動しないんでね。どっちがやってくれます?」
「珠子、お前先にやれ!」
互いに顔を見て尻込みしている女を指名すると、珠子は相変わらず股間を
両手で塞ぎながら言った。
「ど、どうすれば良いんですか…」
28才のバツイチである。セックスには十分に馴れている筈だが、浣腸は
そのときが初めての経験であった。
「あ、こちらにお尻を向けて…」
ネリ夫がこともなげに言った。
「四ツ這いになって、穴を上に向けてください。良く見えるようにね」
「いやァ、恥ずかしい…」
「早くしろっ、後がつかえてるんだ」
怒鳴りつけると、オロオロとぶざまな恰好で尻を高く上げる。
「ほう、いい色をしていますねえ」
ネリ夫が、ペロッと珠子の肛門を舐めた。
二、ウナギの穴
「ヒェェッ」
200CCを2回かなり濃いグリセリン液を注入されて、珠子は身を悶えた。
「すぐにウンチがしたくなりますからね。我慢してくださいよ」
かたわらでハラハラしながら見守っている美紀に、ネリ夫がビニールの
ホースを渡しながら言った。
「出そうになったら、これをお尻の穴に入れて僕と繋いでください。わかったね」
「ハハ、はい…」
怖いものを持つように、美紀がホースの端を握った。
「ウウ…ゥ」
馴れない浣腸に、珠子は早くも額に脂汗を滲ませている。
「お、お腹が…。イ、痛い」
5分もしないうちに、下腹を押さえてその場にうずくまってしまった。
「も、もう駄目ッ。出そうなんです…」
「まだまだ、辛抱してくださいよ。お腹の中がぜんぶ溶けてから…」
この程度ならまだ我慢できる筈だが、珠子は肛門の括約筋を締めて
排泄をこらえるのが精一杯である。
「いやァッ、でッ出ちゃうゥ」
「ちょ、ちょっと待って…」
急いで尻を高く上げさせると、ネリ夫がその下に潜り込んで大きく股を広げた。
「いいですかッ、ここに繋ぐんですよッ」
「は、はい…」
夢中で腰に取りすがって、美紀がホースの先端をいまにも噴火しそうな
肛門に当てる。
「ギャッ」
どんな突っ込みかたをしたのか、珠子がのけ反って悲鳴を上げた。
たちまち管の中を濃い色のついたグリセリンがトロトロと流れ落ちてきた。
「イヤどうしよう…ッ」
びっくりしてホースを放すと、刺し方が足りなかったのか、先端がズルッと
尻の穴から抜けた。あわててハメなおそうとして、美紀が顔を近づけたとき、
突然ブワッと異様な音がして、濡れた糞塊が飛び出してきた。
「ムギャア…ッ」
頭から珠子の排泄物をかぶって、美紀は夢中で顔を覆った。腰が抜けたように
その場にへたりこむと、目鼻から胸にかけて、一面にクソのしずくが垂れている。
とたんにムセ返るような異臭が立ちこめたが、ネリ夫はまったく気にしない
様子でノロノロと身体を起こした。
「駄目じゃないですか、ちゃんと繋がなければ…」
「ウェェ…ッ」
「大失敗だ。こんな上等なウンチを無駄にしちゃって、もったいない」
脚の間に落ちた塊りを拾って、美紀の乳房になすりつける。
見ていても胸くそが悪くなるような光景だが、それよりも酷い衝撃を受けたのは
珠子である。思わぬ失態に頭の中が真っ白になってしまったようだ。
「ご、ごめんなさい…ッ」
腹の痛いのも忘れて美紀の身体に付着した糞の塊りを掻き落とそうとする。
だがこれは逆効果であった。
たちまち手の指がベタベタになって、汚れはかえって広がるばかりである。
おまけに自分で顔をこすったので、目の下が茶色のまだら模様になった。
「そのまま、そのまま…っ」
ネリ夫が、大袈裟な叫び声をあげた。
「お尻を上げてっ、まだまだ出てくるんだから…!」
背中に馬乗りになると、ネリ夫は浣腸器を逆手に持って、有無を言わせず
また200CC入れた。
「グェッ、も、もう助けて…」
浣腸器を抜いたとたん、ピュウッと細くて黒っぽい色の糞が美紀の膝もとまで
飛んだ。まるで、尻の穴から鰻が飛び出したような感じである。
そのあと注入されたグリセリンがブクブクと吹き出してきて、残った糞の塊りが
陰裂を伝わって臍のあたりに落ちる。尿道が緩んだのか、ジョロジョロと
薄黄色い液体が排水口のほうに流れていった。
「もうないの?」
丸くなったまま下腹を抱えて動かなくなった珠子を見下ろして、ネリ夫は
不満そうな顔をしている。
「それじゃあんた、こっちにいらっしゃい」
ネリ夫が、残ったグリセリンを洗面器にあけながら美紀を呼んだ。
「失敗しないように僕がやってあげるから、今度は二人で繋がってごらん」
自分はあきらめて、女同士で排泄物の移動をやってみようというのである。
三、ヘドロに溺れて
無毛の陰裂をさらして、尻餅をついたまま糞便の上をズルズルと
引きずられると、もう恥もプライドもなかった。
「ユ、許してくださいッ」
美紀は、糞まみれの顔で哀願した。
「カッ浣腸しないで…、お願い」
「冗談じゃありませんよ。失敗した責任はとって貰わなくちゃね」
足首を掴んで容赦なく持ち上げると、ズルッと糞の上を滑って美紀は尻の穴を
思い切り天井に向けた。文字どうりのまんぐり返しである。
「いやァッ、ウムム…ッ」
「暴れるんじゃないよ。ポンプのくちばしが折れると危ないからね」
「ウ、ワ、ワッ」
溶けた鉛が注ぎ込まれるような感じで全部で600CC、ほとんど原液に近い
グリセリンが体内に入った。たちまち腸管が異様な蠕動をはじめる。
珠子が洩らした糞汁の上で、美紀は二度三度と反転した。
鈍痛というより、臓物の中で何かべつの生き物を飼っているような
重苦しさである。
そいつは外に出ようとして、内側から肛門の筋肉を押し開こうとする。
珠子と同じ恥を掻きたくないという意識が、必死に美紀の忍耐を支えていた。
「どう、まだ大丈夫かね?」
「ハハ、はい…」
「いい子だ。ウンチが溶けるまでもう少し辛抱しなさい」
ネリ夫が、糞汁を珠子の乳房に塗りつけながら言った。
「あ、あと…、どの位ですかッ?」
「そうだな、あと10分かな」
「ヒェェッ」
「そんなに慌てることはないよ。退屈だったら自分でオナニーでもやってごらん」
「はッ早くしてくださいッ」
柔らかい土手の肉を握り締めて無意識に引っ張る。そうしていなければ
我慢できないのである。
このへんが限界だと思ったのか、ネリ夫がホースの先端を珠子の肛門に
当てた。
「アッ、いや…」
起き上がろうとするのを構わず、ズボッと穴に挿し込む。
長さにして20センチ以上…、だが内容物はもう出てこなかった。
「い、痛い…ッ」
「いいかね、今度は落とすんじゃないよ」
いきなりホースを口にくわえて、プウッと息を吹き込む。
「ギャッ、ギャァァ…」
突然腸管が膨れあがって、珠子はエビのように跳ねた。
「静かにして…!」
ホースを持ったまま、ネリ夫が女の背中を膝で抑えつけながら言った。
「あんた、ここに来て股を広げてごらん」
「駄目ェ、も、洩れそうなんです」
「早くっ、洩らしたら承知しないよ」
「ウェッ、は、はい…」
ようやく立ち上がると、美紀はヨタヨタとネリ夫の側に寄った。
「よし、尻をこっちに向けて…!」
珠子の腰を跨がせると、ネリ夫が強引に片手で尻たぶを開けた。
「ワッ、出ちゃう…ッ」
それよりも一瞬早く、グサリとホースを突き刺す。とたんに黄土色の粘液が
ドッと流れ出して透明なパイプの中を走った。
「ヒィィ…ッ」
どのくらいの勢いで入っているのかわからないが、間違いなく成功である。
「ウウ、ウウムッ」
苦しいのか、美紀はときどき身体をくの字に折ってイキミをかけた。その度に
ヒクヒクと珠子の全身が痙攣する。
「やった…!」
ネリ夫が歓声を上げたとき、とうとう立っていられなくなって、美紀は
前のめりに膝から崩れ落ちた。ホースが抜けて、蛇のようにタイルの上を
這っている。
「ご苦労さん、ご苦労さん…」
ネリ夫が二人を引き寄せると、糞だらけの尻を抱え込んで代わり番こに
頬ずりしながら言った。
「さあ全部出して良いよ。遠慮なくヤンなさい」
ブッ、ブフゥ…ッ、珠子の肛門が鳴って、吹き込まれた空気が洩れた。
その後からニュルニュルとどちらの物ともつかないヘドロのような汚物が
わき出してくる。
ビッ…、と勢い良く美紀の穴から塊りがネリ夫の胸に飛んだ。
続いて粘着性の強い軟便がブクブクと泡を吹いて垂れ落ちてきた。
「おおっ、出る出るっ」
ネリ夫が歓喜の叫び声を上げた。
この男にとっては、まさに天国の一瞬なのだろうが・・・。