モデル 泣かせ



一、スペシャルモデル

「ワッ、いやだァッ、かんにんしてェェ」

抱かれたあとの裸の尻をムキ出しにして、加奈枝はベッドから這うように

逃げ出そうとした。

「待てっ、この野郎」

足首を掴んで引き戻す。後ろを向けた尻のワレメからハミ出した肉ベラに、

射精したばかりの精液が糸を引いて垂れ下がっていた。

「てめえ、金はちゃんと受け取っているじゃねぇか。今になって何だ」

「ヒェェッ」

パァン…、と平手で尻タブに一撃をくれると、加奈枝は大袈裟な悲鳴を

上げて身体を捻った。

「ダッ、だってェ、お尻なんか…」

「うるせぇ、何でもさせると言ったろう」

「そんなッ、お、お金は返しますから」

「馬鹿やろう、一度払ったものはお前のものだ。返す必要なんかねぇよ」

こうなればこっちも意地だ。やるところまでやらせなければ収まりがつかない。

もともと、このセックスは始めから異常だったのである。

加奈枝がモデルになりたいといって飛びこんできたのは三日前のことだ。

話を聞くと、お小遣いが欲しいので何でも言うとうりにするという。

モデルの経験も無いわけじゃないから、裸でも良いし大股開きも

構わないと言うことであった。

「うちは変態クラブだぜ。それでも良いのかい」

「縛ったりするんですか?」

「それもあるが、まぁいろいろだ」

「出来ると思いますけど、私、そういうこと好きだから…」

その当時のモデル希望としては、こんなケースは珍しい。たいていは

条件をつけたり、変態と聞くとなかには泣き出してしまう女もあったが、

加奈枝はケロリとしていた。何よりも魅力だったのは顔もスタイルも

抜群である。

まだ街でスカウトがウロウロしている時代ではなかったが、今なら

アイドルとして、どこかの雑誌のグラビヤになってもおかしくない程度の

レベルはあった。

「ふぅん、あんた変態なのか」

「そうじゃないけど、セックスは好きです」

「彼氏はいねぇのかい」

「いますよいっぱい、でも、あんまり上手な人はいなかったわ」

加奈枝は屈託のない笑いを浮かべた。

言葉の様子では、片っ端から男をつくってヤラせていることがミエミエである。

「珍しいな。よしモデルをやってもらおう」

こんな女で写真を撮ったらさぞかし評判が良いだろう。一も二もなく

採用を決めて、私は準備にとりかかった。

当日、現われた加奈子は薄手のワンピースにロングへヤー、濃い目の化粧に

アイシャドゥをくっきりとつけて、誰が見ても目につくいい女に仕上がっていた。

これで年令はまだ19才なのだと言う。

場所はそのころ建ったばかりの中野坂上にあるマンションの一室である。

部屋に入って裸にしてみると、溶けたバターのような滑らかな肌をしていた。

乳首がピンと跳ねあがって上を向いている。それほど脂肪がついていない

腹筋のかたちが見事だった。

こいつは、いい女だ…

下腹部にハート型に盛りあがった陰毛を見て、私はごく自然に言った。

「股を広げてみな」

「ハイ」

何の抵抗もなく、加奈枝が少し腰を落として、両手の指でハート型の陰毛を

掻き分けると土手の肉を摘んで左右に広げた。

「どうかしら、私のかたち…」

バカなのかよほど自信があるのか、覗いて見ると小陰唇はかなり肥大して

とぐろを巻いているが、クリトリスが剥けたように突出して全体としては

ナマナマしいピンク色。若いくせに男を知った女の淫靡な性欲が

滲み出している。

「どうだい、俺にもヤラせてみねぇか」

「えッ」

加奈枝はちょっと意外そうな顔をして考えるしぐさを見せた。

「いいけど、ギャラのほうは…?」

「わかった。倍出してやるよ」

この女が将来芸能界にでもデビューすることがあれば良い思い出になる。

そのころのモデル代は裸にして猥褻な写真を撮っても一万円くらい、

加奈枝にはもう少し割増しを出していたのだが、黙って万札を三枚

渡してやると、加奈枝は嬉しそうにニコニコと笑いながら言った。

「いいわ、思いきりやって、イカせて…」



二、淫乱ギャルの悲鳴


さてそれからが大変だったのである。変態を承知で抱かれるとなれば

覚悟はしていたのだろうが、いきなり顔の上に跨って半立ちになったやつを

こじ入れると、とたんに加奈枝はゲェッと咽喉を鳴らした。

「吐くんじゃねぇ、しっかり嚥み込むんだ」

「グッ、ゲホ、ゲホッ」

ロングの髪の毛を掴んで根元まで突き刺すように顔全体をこすりつけると、

口紅が散って唇の周りがたちまち真っ赤になった。

「ウップ、ゲェェ」

「バカ咥えろと言ったろう、ちんぼを舐めたこともねぇのか」

十分に唾液がついたところで、組み敷いたまま片足を肩の近くまで

曲げると、とぐろを巻いた肉ベラが左右に開いて関節がグキッと鳴った。

「入れるぜ。気持ち良くしてやるからイケるだけイキな」

前戯も何もなく、真ん中を狙って無造作に腰を突っ込む。

唾液がついているので、肥大した小陰唇を巻き込みながらグスグスと

根もと近くまで、いっぺんに埋まった。

「あいいッ、つゥゥ」

「快かったらもっと絞めろっ。それじゃ力が足りねぇぞ」

「あッ、あッ、どうすんのよゥ」

「おまんこに力を入れて、しごくように腰を使え。出来ねぇのかっ」

「や、やるから…、うぅむッ」

だが穴が締る感触はなかった。こっちが勃起しているせいもあるが、

どんなに顔の良い女でも道具まで優秀だとは限らない。

構わずそのまま5分ほど動かしていると、今度は加奈枝が

圧し潰されたような悲鳴を上げた。

「ダッ駄目ッ、そ、そんなにやったらイッちゃうよゥッ」

「早ぇな、イクならイッてみな」

「あぁん、タッ、たまんないィィ」

もともと淫乱なタチなのであろう。恥かしげもなく大声を上げて、加奈枝が

イキはじめるまで、それからいくらも時間はかからなかった。

「イクッ、わァァ、イ、イクゥ…」

ヨガリ泣きというが、加奈枝の場合は快感に身体を捩りながら本気で

泣き出してしまうのである。汗と涙で、鮮やかに濃かった化粧が落ちて

唇の周りや眼のふちの隈がベタベタになった。

「うるせぇっ、いい気になるんじゃねぇ」

細身の首根っこを捕まえて締め上げると、そのとたん、ピクピクと男根に

微かな反応があった。

「ウググ、イ、イク…」

二度三度と快感を搾り出すように続けざまにイッて、七・八回に

達するころには流石に精力を使い果たしたのか、加奈枝は

半分失神したように痙攣するだけになった。

私が射精したのは、その直後である。

だが勃起は少しも納まる気配がなかった。こんな女を相手にすれば、

二回続けて用を足すなど朝飯前の年令であった。

「よぅし、ケツを立てろ。後ろからハメてやる」

グニャグニャになっているのを無理やり起こして四ッん這いにすると、

衰えを見せていない男根を加奈枝の肛門に当てた。

「ギャァァッ」

ブチッと亀頭が穴を破った瞬間、加奈枝がまたオーバーな叫び声を上げた。

「痛いッ、わァッ、タッ助けて…」

ヨタヨタとベッドから這い出そうとする。ワレメから射精したばかりの精液が

溢れ出して、その跡にボタボタと滴になって落ちた。

「こっちへ来い。てめえ、ケツじゃ出来ねぇって言うのか」

「ひぇぇ、許してェッ」

ベッドからズリ落ちて尻餅をついているのを床に這わせて、

腰を持ち上げようとするのだが、よほど痛かったのかどうしても

言うことを聞かない。

「あんなにヨガっていたのに、どうしたんだよ。こっちはまだ終っちゃいねぇんだ」

「だ、だって、お尻なんか…」

「甘ったれるんじゃねぇっ」

ごうを煮やして、頬っぺたに一発平手打ちをくれると、加奈枝はギョッとして

私を見上げた。無防備になったところを、ツンと上を向いた乳首を摘んで

思いきり手前に引いた。

「ヒィッ」

「高いギャラ取りやがって、ヤラせるのか、ヤラせないのかっ」

「ま、待って、痛いことしないで…ッ」

「ツベコベ言うとおまんこを蹴っ飛ばすぞ」

「やりますッ、やるから暴力はやめて」

「そんならケツを出せっ」

「うえぇぇッ」

ヨガリ啼きと違う。今度は本泣きである。



三、浣腸レイプ


「ど、どうするの」

「こっちへ来い。穴を柔らかくしてやる」

後ずさりするのを、長い髪の毛を掴んでバスルームに引きずっていった。

マンションの風呂場はスペースが狭い。ドアを開けて背中を突き飛ばすと、

加奈枝はつんのめるように浴槽にぶつかって覗きこむような恰好になった。

「じっとしていろ、動くんじゃねぇぞ」

洗い場にあったスプレー式のシャンプーのノズルを容赦なく尻の穴に

捻じ込む。有無を言わせずキャップを圧すと、反射的に加奈枝は

恐怖の叫び声を上げた。

「ぎゃァァッ」

上半身がカラの浴槽に嵌まって、裸の脚を蹴り上げて逃れようと

するのだが、背中をビニールのホースでひっぱたくとエビのように

跳ねてガクッと力が抜けた。

ほんの数秒だが噴き出した洗剤の量は相当なものだ。

少しおとなしくなったところで、スプレーに替えて蛇口につないだ

ホースの先端を突き刺す。精液と洗剤でラヌラになっているので

何の造作もなく十センチ近く入った。

「う、わ、わ…」

水道の栓をひねると、水と空気が一緒になってドッと腹の中に

溢れ出す。量が判らないので適当なところで停めてやったが、

加奈枝にはもう恐怖しかなかった。

「助けてくださいッ、誰かァァ…」

「うるせぇっ、大きな声を出すな」

いくらマンションでも、外に聞こえてはまずい。足首を掴んで

掬い上げると、頭と肩をぶつけながら、加奈枝は仰向けになって

カラの浴槽に転がり込んだ。慌ててもがきながら起きあがろうとする

上から蓋をかぶせて圧えつけると、ゴトゴトと音と手応えがあって、

中からくぐもった声が聞こえた。

「出してッ、おッお願いですゥ…」

これなら声が外部には洩れなくて済む。ゴトゴトという音は、

それからしばらく続いた。声が絶叫から哀願に変わり、やがて

それが苦悶の呻き声になった。ようやく静かになったのは、

それから二十分以上経ってからのことである。

もう良いだろう…

失神したのか、なかで不貞腐れているのか判らないが、そのままに

しておくわけにも行かないので簾式のふたを巻いてなかを覗いてみると、

ちょっと意外な気がした。

何だ、こりゃあ…

ダラシなく股を広げて上を向いたまま、口を半開きにして、ヨダレが

顎の下にぶら下がっている。眼は開けているのだが、視線に焦点が

なかった。

中で暴れたので、腹から逆流した水と洗剤が糞と混じって

全身糞まみれである。掌で涙を拭いたらしく、アイドル系の可愛い顔が

ベタベタになっていた。

まだ腹から空気が洩れてくるのか、ボコボコッと音がして、加奈枝は

割れ目の間から大量の洗剤の泡を噴いた。

猛烈な糞臭に閉じ込められ思考能力を失って、恥かしさも感じないらしい。

「汚ねぇな、まるで糞ダルマだ」

このままではどうしようもないので、頭からホースで水をぶっ掛けて

みたが、汚物を何とか洗い流すまで三十分以上かかった。

「出ろ、面倒をかけやがって」

グシャグシャに濡れて、まだあちこちに糞のカスが貼りついている

髪の毛を掴んで浴槽から引きずり出す。

「しっかりしろ。いつまでボンヤリしているんだっ」

頬っぺたに平手打ちをくれると、加奈枝はハッとして怯えた表情を

見せたが、すべての抵抗力を失って、もう声を出す気力さえなかった。

そのまま洗い場のタイルに這わせて、私はグイと加奈枝の尻の肉を

掴んだ。ワレメを剥き上げてみると、奥のほうにはまだベッタリと

穢れが残ってジクジクと色のついた汁が滲み出している。

構うものか…

再び勃起してきたやつを肛門に当てると、ヒクヒクと微妙な蠕動が

伝わってきた。亀頭の先端でこじるように体重を乗せると、ヌルッと

した手応えがあって、いっぺんに半分くらい陥没する。

肉塊のいちばん太いところが入ってしまえば、あとは楽であった。

こいつは良い…

肛門の括約筋がヒクヒクと男根を絞めつけて心地よい。あれほど

痛がっていたのが嘘のように、加奈枝は騒ぐこともなかった。

いちど射精したあとなので、持続力は十分にあった。

最初に現われたときは、雑誌のグラビヤに載っているような

美少女だったのだが、雑巾のようにボロボロになった女の尻の穴は

この上なく美味で、二度めの射精に到達するまで、およそ三十分は

かかったと思う。



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