8.見ているだけで、何度もイッちゃいました。


<電話で・・・>

この前、ちょこっとだけ、ご主人さまから電話をいただきました。

電話でオナニーしろって言われました。テレクラに電話をするのも苦手ですが、

電話でするのも苦手です。

それに何もしなくても、ご主人さまの声を聞いているだけでイッテしまうから始末に悪いです。

でも入れるものを2本用意しろと言うので、ずっと前に貸してもらったローターを出してきました。

繭のようなものと、その2倍くらいの長さのものがセットになっています。

その小さい方をお尻に入れて、長い方でアソコを抉りました。普段はものを入れないのですが、

この時は、ご主人さまが聞いていて下さるせいか、いつになく興奮してしまいました。

感じてくると膣が締まるって本当みたいで、入れたり出したりの動きが鈍くなりました。

悶えているだけでなく何か言わないと恥かしいと思って時々会話を挟みます。

でも、ご主人さまは時々どうなっているか聞いて 

「いやらしいね」 

って言う程度で殆ど何も言わないので、思わずして欲しい事とか並べてしまいました。 

「ご主人さまが欲しいんです」 

だの 

「また噛まれたいです」 だの後で思い出すと恥かしいです。本当の事ではあるのですが。 



<帰り道>


その時、私は空いている電車の座席で悶えていました。

それは、ご主人さまに逢っていただいて、その帰りの電車でした。

だから身体中火照っているし、快感はくすぶっているし、余韻に揺られているし、

目はトロンとしているし、口は半開きだし、身体から力が抜けているし、

何故か大きな奴隷カバンを持っているし、頭の中では反芻していたので、電車の中で悶えていました。

目の前には、ちょっといい感じの男性が座っていました。その人が私の事を見ているのを知りながら、

わざとスカートのスリットから足を出していました。前にスリットがあるタイプで座ると太股まで見えてしまいます。

この日、手形をお尻にいただきました。私は自分でもお尻を叩いたことがあるので、打つ方の手も

痛いと分かっているし、痛い位では手形どころか赤くもならなかったので、5本の内の、

3本の指の痕がくっきりと残っているのを発見した時は、ありがたくて、嬉しくて、涙が出ました。



<噛み跡>


ご主人さまに噛まれて、大きく内出血して、その内出血が治まってきたら、

歯の並んだ傷が出てきた時の感激。内出血だけでも、こんなに大きな口を開いて

噛んでいただいたのかと涙が出てしまうくらいなのに、最初に歯形を見た時は、

本当に身体が震えました。

見ているだけで、何度もイッちゃいました。

私が噛まれる時は、殆ど食べられている状態です。人をこんなに噛めるって凄いなと思うのです。

自分で噛んで、歯の押された跡が付くだけでも痛くてやめちゃうのに、ここまで噛んでもらえて

嬉しいです。もちろんご主人さまは、噛まれた事はないからその力がどれくらいなのか

解ってないと思うのですけれど。(笑)



<縄の音>

縄の音がすると、縛られる快楽への期待で心が昂ぶってきます。

床に縄が落ちる音だけで達しそうになって、身体がゆれてしまいます。

「手を後ろに回すように」 

と言われるのより早く手が背中に回りそうになってしまいます。そんな自分がはしたなく思います。

はしたないと恥ずかしく思いながらも、自分の身体が快楽に向かって暴走していくのを止められません。

「手を後ろに」 

と言われて、出来るだけ深く交差するように手を回します。その合わされた手首に

縄が巻かれて、引き絞られます。縄がぎゅっと手首に食い込んで、痛いわけでもないのに

思わず「あっ」 と声が漏れてしまいます。

目の前がぼやけるような錯覚が襲ってきて、胸の上下に縄が掛かる頃には、

「あっ」 とか「いっ」 とか繰り返し、何度も短い呼吸をして悶えています。

縄は掛けられていけばいくほど締まってきます。その緊縛感が絶頂を誘うのです。

身体が小刻みに震え出した私の耳元でご主人さまが囁きます。

「これだけでイクのか?」

「あぁ・・・、イキそうです」

「イキそうじゃなくて、もうイクんだろ」

その問いかけに頷く間もなく、全身を電流が走るような快感が走って、身体がガクガクと震え、イッテしまいました。

縄に縛られていると気持ちが良いです。まるで抱きしめられているみたいです。強く、息が出来なくなるくらい

抱きしめられているようです。

そう思う時と、それとは違う感覚を持つことがあります。

蛇は獲物に巻きついて締め付けて圧死させて食べると聞いた事があります。

その蛇のような縄です。私に巻きつき、締め付けて、私を奪い、獲物として食べてしまうのです。

私の命は、ご主人さまの中です。縛られて朦朧として目の前が赤く思えるような時は、

ご主人さまの胃袋の中かもしれません。


「次」を読む

始めに戻る


Copyright(C)2000.PLATINAMOON