ご主人さまへの想い
(8)
ある日、
ご主人さまから電話がありました。
少し話をしてから、今度逢いに来る時に牛乳を買ってこいと言われ、
「はい」 と返事をしたら、「牛乳をどうするんだ?」 と聞かれて
恥ずかしさにしどろもどろになりながら
「お尻に入れていただきたいです」
と返事をしたら
「どうして入れてもらいたいんだ?」
と突っ込まれて、とても困ってしまいました。それにただ話して
いるだけでも、しどろもどろになってしまうので、何を言っているのか
分からなくなってきました。
「こんな風に話しているだけでも濡れてんじゃないの?」
「濡れてます」
「触わんなくてもわかるの?」
「はい、でも、今、確かめます」
そう言って私はパンティの中に手を入れて、あそこの筋をなぞりました。
いつからこんなに濡れているのか、そこには水がありました。
それからご主人さまと話しながら、ずっとなぞっていました。
「今、ナニやってんの?触わってるんじゃないの?」
「あ・はい。さっきから触わったままです。」
慌てて私は手を止めました。
「じゃ、そのままイッテみな」
ご主人さまにそう言われて、誰もいない部屋で横になって、
本格的に触り出しました。触わりながら、ご主人さまへのおねだりを
口にしたりもしましたが、私の荒い息だけが電話を通して自分の
耳にも戻ってきます。
「イク時は必ず言うんだぞ」
「はい」
いつ電話が中断するか分かりません。それまでイッテ見せたい、
そう思い、クリトリスへの刺激を強くしました。
「あ・あ・イキそうですっ」
私がそう訴えると、ご主人さまは
「イキそう? じゃ、やめな」
と言いました。今にもイキそうな快感の中にいた私は何を言われたのか
瞬間に理解できませんでしたが、手は止まりました。
身体の中に駆け上がってきた快感を中断されて、軽く痙攣していました。
このまま惰性でイッテしまうかもしれないと、クリトリスを掴むように
押さえました。口からは、落ち着こうとする為に大きな呼吸になっています。
「おあずけだ」
「はい」
「口惜しい?」
「いいえ…」
「口惜しくないの?気持ち良くなりたくないの?」
「気持ち良くなりたいけれど、ご主人さまの命令は絶対です」
「えらいね」
それから、今度逢いに行く時の話をしてから終わりにしました。
「じゃ、仕事中だからね。お前のいやらしい声を聞いてたら仕事にならない」
そう言って、ご主人さまが電話を切った後もしばらく快感に痺れたように
なっていました。
食材になった気分・・・
ご主人さまのお店にお邪魔しました。
お店に着くと入るように言われて、縄で縛ってもらいました。
首から股を通る亀甲縛りのようです。アソコに当たるように
こぶまで作ってくれました。
それから仕事場で、しゃぶらせて貰っているとお客さんが
来ました。その注文を作りながらも、しゃぶらせて貰いました。
頭の上を材料が飛び交っている中で舐めていると、自分も
食材になったような気がしました。
料理が出来上がると 「休憩」 と、しまって、ご主人さまは給仕に行きました。
働いている姿を見れたのが嬉しかったです。その人が食べている間に
奥に連れて行って貰って、少しだけ後ろから入れてもらって、
入れてもらっただけでもイクほど気持ちが良かったのですが、
ちょっとだけで 「おあずけ」 と、抜かれました。
それで、跪いて舐めていると 「欲しい?」 と聞くので
「欲しいです」 とお願いして口の中にいただいて来ました。
ご主人さまを舐めながら、乳首を引っ張られて、股縄を引っ張られ
「イッちゃいそうです」
と音を上げると
「俺の前ではイッテいいって言っただろ?」
と言われて、何度も痙攣してイッテしまいました。
後で「何度イッタ?」 と聞かれて、しばらく考えてから
「いっぱい…です」 と答えました。
「いいねー。俺なんか1回なのに」
と笑われました。そして 「後で来ます」 と、しがみついた後、
裏口から抜けて来ました。縄は、長時間縛っている予定なので、
緩めに縛ってあるのに弛まないし肉に食い込んでいます。
きつくないのですが、締められている感じです。その後、閉店後の
ご主人さまのお店に再びお邪魔しました。
その時、ご主人さまは電話をしていました。どこに掛けているのか
胸が焦れました。お店に入ると、締めたままの縄を見せて、
椅子に座ったご主人さまのものをずっと舐めていました。ご主人さまは、
乳首を抓んだり、股縄を引っ張ったりして、私に悲鳴を上げさせました。
「痛いの?」
首を横にぶんぶん。
「痛くないの?」
ちょっと考えてから、やっぱり首を横にぶんぶん。
「痛いんでしょ?」
痛い事は痛いのでコクコクと肯きます。こう聞きながらも、乳首を
引っ張っています。
「痛いけど気持ちいいの?」
これまた首をコクコクと縦に動かします。膝を床に突いたまま、
ずっと舐めていました。しばらくして、後ろから股縄をずらして、
前にいただきました。
ご主人さまは同時に指でお尻を抉ってきました。空いている手で
お尻を叩いてきます。あれは、ご主人さまの手も痛いだろうなと
思ったのは帰って来てからで、その時は今までになく強く多く
叩かれたので、前でも、とても感じてしまいました。
何度もイッテから今度はお尻に入れていただくのですが、体勢と縄と
ぬめりの関係からか、中々入りません。何度か舐めてから突き刺して
いただきました。一応、痛いかなと覚悟はするのです。
でもご主人さまは、痛いかなと怯えた瞬間には中に入っています。
お尻に入れていただいて、狂ってから、精を出していただきました。
それが嬉しくてしばらく跳ねていました。それから、ご主人さまが
抜いてから、またしばらく舐めさせてもらいました。
した事と言えば、これくらいです。これで帰って来ました。でも、事が終わり、
後片づけをした後、ご主人さまは目の前で、たぶん彼女に電話しました。
楽しそうな会話、優しい言葉、それでいて私が酔ってしまう言い回し。
私は、すぐ隣で黙って立ってそれを見ていました。
今日1番、ご主人さまに惚れ惚れした瞬間です。
私が聞き耳を立てて嫉妬しながらじっと見ているのを分かっていながら、
会話していました。
その後、耳を噛んでもらいましたが、これがメチャクチャ痛くて、
噛まれた後は、ご主人さまの肩に縋り、そのまま崩れ落ちて、
ご主人さまの手をしばらく握って堪えていました。
帰りは、お店を出たらすぐ、お別れです。
名残惜しくてでも、何も言えなくてご主人さまの傍に立っていると、
何度かキスをしてくれました。私が帰る為のパスポートで、
溢れる欲情を一時堰きとめるキスでした。
あの時に、それしかないのを、やっぱり本能的に察知してしまうのでしょうか。
また今度だの、くどい言い訳などなんの役にも立たない事を知って
いるのでしょうか。
とにかく私は 「帰らなければ、また来れない」 と呪文を繰り返し
帰ってきました。身体にどんな痕がついても良いと覚悟して
行ったのに、今日は噛まれませんでした。
期待している事などしてくれる訳ないですね。耳と乳首が痛いです。
まだ縛られているような気もします。耳の奥では、あげてきた悲鳴が
響いています。
お尻にいただいている時、二つのカウンターの間だったので、
その両脇のカウンターに掴まっていました。両方の腕が伸び切るくらいで、
後ろから見ていたら昆虫の標本みたいで面白かったのではないかなと
自分では思っています。
ご主人さまは、仕事場で私を弄んだ事を思い出して面白がってくれるでしょうか。