紫 陽
花 �A
篠原 歩美
5)
どうなってんだ、この体。信じらんない。
恥ずかしいとき、腰のあたりが熱くなるのは、感じてたって訳?
浣腸液が飛び出す感じと、それを見られてる恥ずかしさで、
私、いっちゃったって訳?
やだー。うそー。そんな趣味無いって。何かの間違いだよ、絶対。
「力をぬきな。」
また浣腸するの?もういいよ。やめてくれ。
「お願いします。」
堅いのは同じだけど、ちょっと太いんじゃない、きついよ、ちょっと痛いよ。
浣腸液、いつ入れんだ。やるんならさっさとやってくれよ。
そんなぐりぐり動かすなって、痛いから。さっさとやることやって終わってくれよ。
おいおい、そんなに奥に入れて良いのか、変な感じだ。
うううううううううう。
何だ、バイブレーターだ。やめろ、お尻の穴は、そんなことするところじゃない。
「やだ、嫌いです、そんなこと。」
「おまえの好き嫌いは聴いていない。」
奴隷だって、嫌はいやなんだ。我慢してやるから、早く終わらせろよな。
「前もやってあげよう。」
うううううううううう。クリトリスにもバイブレーターだ。やばい、気持ちいい。
こんちくしょ、変態野郎にやられて気持ちいいなんて。やだ。お尻の穴も、
気持ちいい。何で、こんなところが。くすぐったいようなもぞもぞした感じ。
出したり、入れたりしてる。恥ずかしいけど・・・出すときが・・・いい。
「あああ。」
やだ、声出しちゃった。むむむむむむ。お尻の穴だけはやめて。
「腰を動かして、どうした、入れてほしいかここに。」
おまえなんかに。ううううう。変態野郎になんか。うううううう。いい、いい。
「あああ。」
「ずいぶん濡れてるぞ。」
「うううううう。いい、いい、いい。」
考えられない、頭の中が真っ白。お尻の穴はやめて、前は良いけど・・・
「入れて・・・・・」
え?何?今、私なんて言った?
「どこに、何を入れてほしいんだ。」
「何も・・・言って、ません。」
なんなんだこれ、熱い。感じる。恥ずかしい。早く、終わって。駄目だ。
「いかせて。」
恥ずかしい。何考えてんだ、私。この変態野郎相手に。
「あああ。もっと。」
すきにして。だめだ、もう、勝手にして。
「いい。」
ああ、もう、じらしてる。お尻のバイブレーター、動かすのを休んだり、
ゆっくり動かしたり、あ、急にそんなに奥に入れて。
「入れて・・・」
あ、また恥ずかしいこと言っちゃった。
「どこにだ。」
そんなの、恥ずかしくて言えない。じらさないで、いかせて。
こんなの、続いたら、気が変になっちゃう。
「そんなに、腰を動かしても駄目だ。」
やだ、自分で腰を動かしてる。やって、めちゃくちゃにして。早く。
「入れて下さい。」
「どこにだ。」
恥ずかしい、そんな。
「前に。」
「分からない。」
そんなの、口に出来ない。恥ずかしい。
「お・・」
「聞こえない。」
何で、女の口から、そんなはしたない言葉。
「おまんこ。」
「よく聞こえない、そこにどうしろってんだ。」
意地悪、死ぬほど恥ずかしいのに。さっき言ったじゃねえかよ。
「おまんこに、入れて下さい。」
口にしちゃった、恥ずかしい。
「本物は後回しだ。」
前にもバイブレーターを入れてきた。前と後ろのバイブレーターが
こすれ合ってる。いい。気持ちいい。何で?おまんこが、いい。
動かしてる手が、おまんこの入口のあちこちに擦れて、それも、い、い。
お尻の、穴も、いい。
「行く、行く、もっと、もっと。」
え?また、なんて言ったの?
駄目だ、何も考えられない。・・・・・・・・・・・。
6)
「もういいか、いつまでぼーっとしてるんだ。今日はこれまでだ。かえっていい。」
頭の中が、真っ白なんだもん。
「はい、あの、ショーツは?」
「預かっておく。ノーパンで帰るんだ。」
マジ?今日のスカート超ミニなのに。
「そんな。」
「奴隷は口答えしないもんだ。それに、おまえは、おまえの体を
よく知らないようだから、ノーパンで帰るよう命令したんだ。」
「はい。分かりました。」
「来週来るときも、ミニスカートだけにしな。」
「はい。」
ま、いいか、さっさと帰ろ。
ちょっとすーすーするけど、大丈夫だよ、きっと。見えないよ。絶対に。
でも、前から来る中年男。私のスカートちらちら盗み見してるみたい。
見えてないよね。やだ、何でこんなに内股で歩いてんのよ。
スカートを押さえて歩いたら、よけい怪しまれそうだし。
やばい、忘れてた。駅には階段があったんだ。ちょっと不自然だけど、
鞄で隠して。あ、後ろから中学のガキどもが来る。
痛い。ぶつかった。
「ごめんなさい。」
後ろを気にして、前から来る人にぶつかっちゃった。あーあ、最悪だぜ、
鞄、落としちまった。ガキはさっさといけよ。鞄が拾えねえじゃねえか。
「ねーねー、今、追い越してきた女の人、パンツはいてなかったぜ。」
「え!うそ。戻ろう。おれも見る。」
なにー。あんなガキに、こんな無様な、恥ずかしいところを見られたなんて。
顔から火が出るってまさにこんな感じ。早く鞄を拾って、走れ。
早く、走れって。うまく体が動かない。
つ、め、た、い・・・・・。太股の内側が、一筋、濡れている。
7)
「なかなかいいもんだろう、恥ずかしいところを見られるのも。」
そんなこと言えないって。
「言いつけを守ってきたか見せてみな。」
え?自分でスカートをまくれっていうの。他人にまくられるのも
恥ずかしいけど、その恥ずかしいことを自分でしなくちゃならないのは、
もっともっと恥ずかしいのに。
「早くしな。」
「はい。」
恥ずかしいな、手が震える。見られたくないのに見られるんじゃなくて、
これは、見てちょうだいって事よね。何でこんな事しなくちゃなんないのかな。
「よし。どうだね、恥毛を風になびかせて街を歩く気分は。」
「恥ずかしかった。」
「それで。」
「それだけです。」
言えないよ、ホントのことなんて。
「嘘をついてるな。まあ、いい。」
まだ、信じられない。恥ずかしい姿を見られると、恥ずかしい思いをすると、
感じてしまうなんて、信じられない。そんなこと、他人に知られたくない。
本当は、今も、ちょっと、じーんとしてるから、たぶん、濡れている。
「四つん這いになって、お尻を高くあげな。」
「浣腸ですか?バイブレーターですか?」
「黙って言われたとおりにすれば良いんだ。」
「はい。」
あーあ。お尻の穴をクリームでもみほぐしてる。力を抜けば良いんでしょ。
もぞもぞする。なんか変な感じ。浣腸はイヤ。あ、指が入ってきた。
え、どうしたんだろ、前が濡れてきた。ううん。あ、やっぱ、浣腸だ。
「手で顔をおおってないで、横を見てみな。右だ。」
なにこれ、いつの間に用意したの、鏡なんて、恥ずかしい、この姿、
お尻にガラスの浣腸器が刺さってて、変態野郎が、丸見えのお尻と、
あそこを見ている。卑わいな姿。ブラウスを着たままで、スカートが
まくれ上がって、お尻が裸で、うー、恥ずかしい。
「熱い。」
「動くな、大丈夫だ、やけどするほど熱くしていない。薬を、お湯で薄めただけだ。」
なんてことするの、この変態。でも、何だろう、信じらんない、やだ、
恥ずかしいけど、何だろ、この感じ。ぴゅっぴゅって、熱い、暖かい、
熱い、暖かい、入ってきたときは熱いって感じるんだけど、
すぐじわーと暖かくなって、あ、やばいよ、こんな事考えてらんない。
効いてきた。
「先週より、量は減らしたから、長く我慢してもらうよ。」
「どのくらいですか?」
「いくまで。」
「?」
「これで、オナニーをして、自分でいくまで。」
自分でやるの?このグロテスクな物を使って?
「トイレを使いなさい。」
「ありがとうございます。」
早くしよう。もしかして、あーあ、やっぱり、トイレのドアは閉めらんないのか。
すべてを見るって訳ね。よくも次から次って恥ずかしがること、考えられるわ。
あ、駄目だ、早くしないと。便器の奥に座って、やだ、大きく股を開かないと、
この太いの入れらんない。
あああ、見られてる。う、ううん。感じる。え?音がする。口開けて
ガム噛んでる音みたい。これって、びちょびちょに濡れてるから?
やだ、この音、もういいでしょ、あっち行ってよ、見られてる、聞かれてる、
恥ずかしいんだから。あ、あ、うう、うん。あ!お薬がちょっとだけど、出ちゃった。
「何だ、今のジャーって音は、いくまでは出すな。」
「はい。」
う、お尻の穴に力を入れて、お薬が出ないようにすると、まえもぎゅうと
締まるみたい。う、うう、男の人の物の形をしたこれを、飲み込みそう。
いい気持ち。わ、手の動きが早くなってきた、はしたない、恥ずかしい、
自分で求めるなんて。でも、やめられない。奥深く入れるの怖いから、
入口のところで出し入れしてんの。ぐっとこじ入れるときが良い。
あ、やだ、手まで滴が垂れてきた。私って、こんなに淫らだったの?
う、う、うう、うううん、ふううう、熱い、あ、熱いお薬が出ちゃった、
気持ちいい、我慢できない、また出ちゃた。止めらんない。
お尻の穴が熱い、まえも熱い、痺れる、駄目だ。恥ずかしい、
また、垂れ流しながらいきそう・・・・・
8)
「これで、ケツの穴を大きくしておきな。」
「はい、ありがとうございます。」
わー嫌らしい。革製のTバックって感じ。そっか、このキノコみたいなのを
お尻の穴に入れて、抜けないようにベルトで締めるんだ。
大きさの違うキノコが三つ。ネジ式で、ベルトに取り付けられるのか。
なるほどね、少しづつ大きく馴らしていく訳か。はずさないで、おしっこも
出来そう。え?私って、この変態の言うこと、守ろうとしてる。ここを出れば、
こんなの外したって分かんないんだから・・・でも、来週、確かめられたら
分かっちゃうか、やっぱ。どうやって確かめるの?
やだ、自分で恥ずかしいこと考えちゃった。
「今すぐ、ここで付けて、帰りなさい。」
「はい、分かりました。クリームを貸して下さい。」
「要らないだろう、おまえは。」
どういう意味よ、恥ずかしいな、全く。
「はい。」
はい、はい、私は、こんな事しなきゃなんないって考えただけで、
濡れてますよって。前で、キノコを濡らして、濡らしてもきつい、入んないよ。
「もっと腰を下ろして。」
ふーうー。
「分かってきたじゃないか、息を吐いて、力をぬいて。」
きついな、親指位なのに、ちょっとはしたない話だけど、いつも、
もうちょっと太いウンチしてるんだけどな。やだ、そんなこと考えるなんて。
「どうだね。」
まあ、痛くはないけど、変な感じ。どうしても、腰が引けちゃう。
「あまり、痛くはないので、頑張れると思います。」
「無理をしないように、ゆっくりとやってくれ。」
優しいこと言ってくれるじゃない。
「切れたりすると、使い物にならなくなるから。」
物?私の体は物か?
「ケツの穴も大事な道具だからな。」
道具?感謝して損した、やっぱ、ただの、変態野郎だ。
「はい、ありがとうございます。お尻の穴も、ご主人様の大事な道具と
思い、ていねいに扱います。」
うー恥ずかしい、このばーか。