刹 那 の 刻
仕事に行くと、素敵なお年寄りによく出会う。
訪問介護の仕事は、けっして楽な仕事じゃないけれど、わたしなりの楽しみがある。
素敵なおじいちゃん達に逢えること。
彼らは、明治・大正・昭和そして平成と長い苦難の時を生き抜いてきた人たち。
戦後生まれにはない、なんというか底知れぬ力強さをわたしは感じる。
年齢を重ねた分、肉体的にはハリも艶もない。
老人特有の体臭さえある。
それでも、彼らの眼差しは、温かく優しい。
いつしか、そんな彼らに性的欲求を抱くようになったわたし。
彼らのおもちゃになりたい。おもちゃになって、彼らの最後の時を少しでも楽しませ
ることができたら、わたしは幸せである。
今日訪問した家のおじいちゃん・武三さんは、ずい分長く痴呆のおばあちゃんを介護
している人だった。
それなのに、とても柔和な表情をしている。おん年、80だそうだ。
なんといっても、瞳がきれいなのた。二重で大きな瞳。
若かりし頃は、さぞかし女を泣かせただろう、そんなハンサムな武三おじいちゃん。
現役の農業従事者だから、80歳とは思えぬ力強い体つきをしていた。
わたしは、向かい合い話をしながら、胸がドキドキときめいた。
「この人に抱かれたい」下半身が疼く。
わたしは、頭と口が違う仕事をしていた。口はしっかりと仕事のことをしゃべっている。
だのに、頭の中では、わたしは服を脱ぎ、裸体になっていた。
「お願いです。わたしをおもちゃにしてください」 武三に抱きつき懇願した。
彼は言う。
「わしは、もう棺おけに片足を突っ込んでいるような年寄りだから、あんたを抱くな
んてできないよ」
「抱いてくれなくてもいいんです。武三さんの好きなように遊んでもらえらばうれし
いんです。
おもちゃだと思ってください。お願いします」
武三は、少し考えてから答えた。
「本当にいいのかね。こんな年寄りに遊ばれて、あんたはいいのかね?」
「はい、それがわたしの悦びなんです。」
「ふ〜ん、変わったむすめさんだねぇ。でも、まあ、そこまでいうんなら、わしも男
だ。ありがたくやらせてもらうよ」
武三の節くれた大きな手が、私の身体を優しく撫でる。
とても愛しそうに、オッパイからお臍へ、お尻から太ももへ。撫でられるってすごく
気持ちいい。
でも、それまで優しかった瞳が、突然鋭い光を放った。
武三は、黙って外へ出て行った。納屋からなにやら持ってきたようだ。
「それじゃあ、やるかねぇ」
手に持っていたのは、農作業に使う太い縄。それを慣れた手つきでグイグイッと回し
私を後ろ手で縛り、胸のふくらみを挟むように上と下に縄を走らせた。
縄の間から乳首がツンと飛び出す。縄が肌に喰いこむ。
昔ながらの農家の家には、太い柱があり、わたしはそこに縛りつけられた。
天井から吊るされた縄に片足を吊るし上げられ、わたしは残りの足先がやっと着くという
あらわは姿になった。恥ずかしいほどおまんこがパックリと口をあけていた。
武三は、そんなわたしの姿に目を輝かせながら、後ろをふりかえり障子を開けた。
「おい、ばあさん。見てみいや。懐かしいだろう。」
そう言いながら、横たわる老妻のベッドの頭側を少し持ち上げて、わたしがよく見え
るようにした。
「千代さんに見られてる・・・どうしよう〜」
わたしは、激しく動揺した。いつも介護にきている女性がこんなことをしているなん
て、どう思うだろう。
でも、彼女はほとんど意思疎通が困難な状態であり、目に見えたものを理解できるか
どうかもわからない。アルツハイマーの末期なのだ。
わたしは、もう開き直った。見られている、それがかえって興奮させた。
介護している人に見られて、興奮するわたしは、なんてひどい女なのだろう。
「さて、次は何して欲しいね?うん?これなんかどうだ?」
そう言って、わたしの目の前に見せたのは、木製の張り型だった。
たぶん、おじいさんのお手製だろう。かなり太くて長いものだった。
「これはな、ばあさんの汁がたっぷり染み込んだやつでな。よ〜く味わってくれや」
パックリとはしたなく開いたおまんこは、既に熱く疼きマン汁が染み出していた。
「どれどれ中はどんなもんだね?」
そう言いながら、節くれた指をズクズクっと中へ突っ込んだ。
「ああぁぁぁ〜」なんとも言えない刹那さがおまんこの中を駆け巡る。もっと指を動
かして欲しい、
もっともっと・・・おまんこが訴えるように締め付ける。
「ほおおぅぅ〜、なかなかええ塩梅のおまんだわ!ばあさんの若い頃によう似とる。」
マン汁で濡れた指をペチャペチャ舐めた後、おじいさんはゆっくりと木製の張り型を
わたしのおまんこに埋めていった。
「だめ!壊れる〜」
思わず叫んでしまうほど、苦しい圧迫感が襲った。
まるで処女喪失の時のようである。
ただ一つ違うのは、その壊れそうな苦しさがやがて、刹那いほどの快感に変わって
いったことだった。
ゆっくりと出したり入れたりされていると、おまんこはその太さに順応し次第に広
がっていく。
いつのまにか圧迫感は消え、まるでおまんこの一部になったようにさえ感じた。
「はああぁぁ〜ん・・・いいぃぃ〜」
「ええだろ、ええだろ。ばあさんも、ええ声で鳴いとったわ」
わたしは、縄の喰いこむ痛みとおまんこの快感が合い間って、いわれぬ官能に浸っていた。
「パシーンッ」突然の尻叩きに、わたしは悲鳴をあげてしまった。
おじいさんは、張り型をぬけないように縄で固定すると、後ろに廻り、
農業で鍛えた厚い皮の掌で、何発もわたしの尻を叩いた。すごい強さで刺すような
痛みが走る。
わたしは、叩かれるたびに悲鳴を揚げた。でも、「止めて」とは言わなかった。
痛みは気を狂わせる。頭の中はショートし何も考えられなくなる。
刺すような痛みのあとにくるジーンした熱を帯びた痺れがわたしは好きだ。
何度も叩かれているうちに尻は真っ赤になり、ジンジンと熱く痺れたままになる。
「もっと、もっと」また身体が叫んでいる。
いったいどれくらい叩かれたのだろう。声が出ないくらい叫び続け、わたしはぐった
りとなっていた。
おじいさんの手にはいつのまにか、割り箸が2本あった。また割っていないものだ。
「さぁて、今度は上のほうへいくかなぁ」
おじいさんは、割り箸を少し開くと「パシンッ」とわたしの乳首の先を挟んだ。
「くうぅぅっ!」軽い痛みが走った。反対側にも挟んだ。
それ自体はそれほど辛くなかったが、おじいさんは割り箸の入っていた袋にいっしょ
あった爪楊枝を
握り、うれしそうな顔でそれをわたしの乳首にプツッと突き刺した。
「いた〜い!」鋭い痛みに叫んだ。
「そうか、そうか、痛いか。もっとわめいていいぞ。泣け、泣け!」
そう言いながら、乳首のあらゆる場所をプツッ、プツッと刺しては、わたしの鳴き声
を楽しんでいた。
わたしが痛みに叫べば叫ぶほど、おじいさんは楽しそうな顔をする。
いつのまにか、おじいさんの股間は大きく膨らんでいた。
しゃぶりたい・・・しかし、それも叶わぬ身体。
爪楊枝は乳首だけでなく、身体のあちこちに刺されていった。
とうとう充血して弾けそうに膨らんだクリトリスにまできた。
「そこはやめてぇ!」虚しい叫びだった。
刺された瞬間、わたしはあまりの激痛に失禁し気を失った。
「それじゃぁ、また来週にきますね」
1時間の介護が終わり、わたしは横たわるおばあさんにあいさつをした。
わたしの妄想の中で、おばあさんは意識が戻り、わたしの泣き叫ぶ声に
昔を思い出したのか涙ぐんでいた。
しかし、目の前の彼女は、やはり虚ろな瞳で宙をみていた。呼びかけに反応もない。
「おばあさん、わたしがおじいさんのおもちゃになってもいいですか」
心の中で、そう呼びかけた。おばあさんの顔が一瞬笑ったように見えた。
「ありがとう」そう小さな声でわたしは呟いた。
みあ