畜 生 妊 婦



小説・<アマゾネスの出産>


私の小説を元に、出産シーンを描いてくれる人はありませんか?

先生はそういう知り合いが多いのではないですか?

お願いします。

ナオミ



<アマゾネスの出産>
 
 

“ハァハァ”
陣痛の波が彼女を襲うたび、両手でシーツをつかみ、身をよじる。無意識に

両足を広げ、下腹部に力を入れる。じっとりと汗で黒髪が額にまとわりつく。

“うーー、うっ、うっ、おぉぉぉぉぉ”

産気づいてから1時間ほどがたっただろうか。陣痛の合間は狭まり、その波は

徐々に大きなうねりへと変化していく。

異常に膨れ上がった腹部を抱え、苦悶のうめきをあげる。

“う、産まれそう。産婆を呼んで。”

“ベロニカ、まだイキんではだめよ。痛みを我慢しないで”

“お、お願い。声が出ないように口をふさいで。みっともないところは

見せたく….!んっんーーー”

最後の言葉は陣痛のうねりにかき消され、歯を食いしばりもれ出るうめきを

必死でこらえる。

“ベロニカ、お産の時は誰でも痛がるものよ。それにあなたは初産なのよ。

我慢してはダメ。赤ちゃんにも良くないの”

“だ、ダメ。んーーー。あ、あぁ。お、お願い、は、早く猿轡をっ。んーーー。”

“エラン。準備ができたわ。ベロニカを大広間へ”

“え、ええ。リサ、ちょっと”

もだえつづけるベロニカ。

“心音が二つ聞こえるの。お腹も大きすぎるわ。”

“双子なの?”

“えぇ、多分。”

“ベロニカは初産なのよ。ムリよ。帝王切開を”

“ダメよ。ベロニカの産む子供は次期女王よ。玉座で産み落とされなければ

ならないわ。それに帝王切開では、ベロニカの命に関わるわ。”

“でも、双子だったら自然分娩だって危険すぎる。”

“…….”

“ベロニカを信じるしかないわ。陣痛もかなり激しい。重いお産になるわ。”

“とにかく、ベロニカを玉座へ。皆集まってるわ”

“わかった。リサ。猿轡を用意して。”

“猿轡?”

“拷問用の猿轡を用意して。女王の命令よ。彼女は覚悟してるわ。”

陣痛に悶え続けるベロニカを横目に、厳しい表情を浮かべたアマゾネス二人は

これから始まる壮絶な出産ショーの不安と戦っていた。

“ベロニカ、大広間に行くわよ。苦しいのはわかるけど、我慢するのよ。”

息を荒げ、覚悟の表情を浮かべ、ベロニカが立ちあがる。

“うっ、うぐっ”

途端に腹部を抱えうずくまる。全裸にされたベロニカは、赤ん坊を産むための

道具と化したただのメスだった。黒く変色した乳首からは、乳汁が滲んでいる。

“い、痛い。おぉぉぉぉぉ。”

鍛え上げられた肉体に盛り上がる病的に巨大に突き出した腹部には血管と

妊娠線が浮かび上がっている。ひきづられるようにして大広間へと進む。

広間には国中のアマゾネスがそろっていた。あるものは臨月の腹を抱え、あるものは

産まれたばかりの赤ん坊をその腕に抱いていた。20代のうち、アマゾネスは順番に

3回から4回、出産を繰り返し、子孫の繁栄に寄与するのだが、世襲制をとるこの国では

女王だけは、女子が誕生するまで、出産を繰り返す。そして、次期女王の誕生は

玉座のある大広間、他のアマゾネスが見守るなか行われるのが慣わしとなっている。

広間の一段高くなった場所には、天井から皮製の吊るし手錠がぶら下げられ、床には

足を固定する足輪が取り付けられていた。

発露するまで女王は、両手両足を縛り上げられ、立ったままの状態で陣痛に耐える。

そして胎児娩出時に玉座に移動し、そこで胎児を娩出するのである。

出産時に備え、玉座には産婦を固定する皮ひもが取り付けられている。

壇上に両手を、両足を左右に大きく開き、両手は天井の皮手錠に固定され、両足を

床の脚輪にしっかりと繋がれ、X字を描くように固定されたベロニカの口には拷問用の

猿轡が噛まされていた。

“むぅぅぅぅぅ。ぐぅぅぅぅぅっ”

わずかに自由のきく両手でしっかりと天井から吊るされた皮ひもをつかみ、体を

のけぞらせる。醜く張り出した腹部には玉の汗が流れ落ちている。

陣痛が始まってから4時間が経過。既に陣痛の間隔はなくなり、ベロニカの腹部は

激痛の塊と化していた。

だが、娩出の兆しはまったく見えない。難産であることは誰が見ても明らかだった。

産婆が時折ベロニカの顔の汗を拭き、腹部に手をあて、胎児の様子をみる。

“ぐぅうううう、むぅううううううう。う、うっ、うっ。ぐぉぉぉぉ”

目をむき、悲鳴にならないうめきを上げる。激しい陣痛が襲うたび、筋肉が硬く

盛り上がる。鍛え上げられた腹筋は容赦ない激痛を起こす。

“むぅ、ぐあーーーーーーー。おっ、おぉっ。うう〜ん”

激しく首を左右にふり、弓なりになるベロニカ。腹部同様、パンパンに張った

妊婦特有の乳房から、母乳が吹き出る。腹部がいびつに動き、さらに異様な

盛り上がりを見せた。だが、陣痛が激しいだけで、子宮口が広がる兆しはない。

幼少の頃から鍛錬を積み、全身筋肉と化した、ベロニカの筋肉は収縮を繰り返す

だけで、子宮口の拡大を促すことはなかった。大広間でX字に固定されてから

何時間が経過したか。もはやうめきが途絶えることはなく、いつもと違う異様な

空気が広間で見守るアマゾネスを支配していた。

“ぐぅうぅぅぅぅぅぅぅ。むぉおおおおおおおおおおっ。おぉおぉおぉっ。

うぉおおおーーーあぁぁぁーーーーー。“

“エラン、やはり帝王切開に”

たまらず、リサがエランにつめよる。

“ダメよ。それはできないわ。”

“エラン…..。せめて、猿轡をはずしてあげて。死んでしまうわ。”

異様な腹部を抱え、メス豚と化したベロニカの張り詰めた乳房からは、うめきとともに

母乳がほとばしり、腹部には飛び散っている。

エランが汗と母乳にまみれたベロニカの体と顔面をタオルでふき取り、猿轡をはずし

にかかった。

“ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああっ!!!”

途端に絶叫が響き渡る。広間がざわつく。

“おぁああああああ。うあああああああああ〜〜。”

ベロニカの下腹部を探っていた産婆がエランに囁く。

“逆子のようです。このままでは……。”

響き渡る絶叫。出産の喜びに沸いていた大広間は、地獄絵図と化していた。

臨月を迎えたアマゾネスの一人が、ショックで産気づいた。妊娠していないほかの

アマゾネスに抱えられるようにして、産室に移動する。

“オイルを用意して。”

“で、でもまだ子宮口が十分拡大してないし、破水してません。”

“ベロニカの腹を押して頂戴。私は産道をこじ開けるわ。”

厳しい表情を浮かべ、エランが産婆に指示を出す。

“ベロニカ。これからあなたの腹部を押して、胎児を押し出すわ。まだ子宮口が

開かないの。産道から手を入れて、子宮口を押し開ける。しっかりするのよ。”

産婆がベロニカの背後に回り、風船のように張った乳房の下に急激に盛り上がる

腹部に手を回す。オイルに両手を浸し、滑りやすくし、拡大された両足の間に

立てひざをつくエラン。巨大な腹部に隠れて見えない局部に右手を当てる。

その間にもベロニカの口からは苦悶の悲鳴が上がっている。

渾身の力で産婆がベロニカの腹部を押す。巨大な塊がぐにゃりとゆがみ、ヘソの

あたりがさらに膨らんだ。

“ぐぎゃぁぁぁあああああああああああああああああ。ぎゃああああああああ

あっっっっ”

白目をむき、地獄の絶叫をあげるベロニカ。広間のアマゾネスは、顔をそむけ、

耳をふさぐ。

産婆が腹部を押すのとほぼ同時にエランはベロニカの左足を抱え、右手を局部に

ねじ入れた。産道をこじ開け、手首まで挿入する。

“おぁああああああああああああああああーーーーーーーーーーー。

ぐぉおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーー。あーーーーー、

あーーーーーっっっ“

構わず、産道をこじ開けるエラン。子宮口のわずかな隙間に指を差込み、

さらに1本、2本と挿入していく。3本目をねじこみ、直後、勢いよく子宮口で

拳を作る。一挙に拡大する子宮口。

“ぎゃぁああああああああああ、ぐぉおおおおおおおーーーーーー。

ぎゃぁあああ、やーーめーーーでーーーーーーっっっっ“

全身を痙攣させ、目をかっと見開くベロニカの表情には女王の威厳など

なくなっていた。

王国一の美貌と肉体を誇った女王。だが、地獄の出産に臨むその女の顔は

苦悶にゆがみ、美貌の片鱗もなくなっていた。その肉体は陣痛に喘ぎ、胎児を

宿し醜く膨れ上がったただの産婦のそれだった。

腹部を押しつづける産婆、子宮口をこじあけるエラン。いつ果てるともない

地獄の苦しみ。体がバラバラになりそうな激痛が煉獄の炎となってベロニカに

襲い掛かる。

下腹部が急激に膨れ上がり、局部が異様な盛り上がりを見せた。

“ぎゃあああああああああっ!だーたーだーずーーーーげーーーーでーーーーーぁ

ああああああああああーーーーーーーーーーーっ”

エランが局部から右手を抜き取ると同時に、バシャバシャッと羊水がほとばしりでる。

局部の真下におかれた桶の中に大量の羊水が流れ落ちた。

“破水したわ。もう少しよ。

エランが声をかける。だが、もはや激痛の塊と化したベロニカには聞こえない。

のけぞり、苦悶する。腹部を押していた産婆が羊水の溜まった桶をすみに片付ける。

産湯にするためだ。

“むぉおおおおおおおおーーーー。ああああああああっつあああああ

あーーーーーーー”

必死にいきみ、胎児を娩出しようとする。産気づいてから既にまる二日が

経過していた。産婆が腹部に耳を当て、胎児の心音を確認する。

“まだ生きてるわ。頑張って”

“むううううううううううう。おおおおおおおお、おぉおぉおぉ。ああああ

あーーーーーーーーー”

破水後、さらに数時間が経過したころ、奇妙な肉の塊がベロニカの局部から

見え隠れした。

“足が出てきたわ。”

産婆とエラン、リサ、3人がかりでベロニカを縛り付けていた両手両足を解き、

玉座へと座らせる。両手を左右に広げ、やはり皮ひもで縛り、両足も座ったままの

状態で大きく拡大され左右に用意された足輪に固定される。乳房の上と下の

部分を背面から皮のベルトで固定され、身動きが取れない状態のまま娩出の

体勢を取る。

座位で両足を左右に拡大された状態では、局部が広間全員の前に丸出しとなる。

ベロニカがいきむ度に、局部に胎児の足が見え隠れする。

“ぐぅううううううううう。むおおおおおおおおおおっっっ”

必死のいきみが続く。

ぐいと何かがベロニカの口に押し込まれる。いきむときに噛まされる、轡だった。

轡を噛み、全身を痙攣させ胎児を娩出しようとするいきみが続く。

見え隠れしていた足が隠れなくなり、局部にぶら下がったままになった。

だが、胎児の臀部が大きいのか、それ以上出てこない。局部がさらに盛り上がり、

ベロニカは胎児をぶら下げたまま、いきみ、全身を痙攣させ、白目を剥いていた。

子宮口で留まっている胎児はさらなる激痛となってベロニカに襲い掛かる。

“ぐぎゃぁああああああああああ、ぐぉおおおおおおおおむーーーーーー。

うごおおおおおおーーーーーー。むうううーーーーぐうう。“

局部から血飛沫が飛び散り、血のぬめりからか、胎児の胴体がずるりと

すべり出した。局部に頭部がひっかっかったまま、胴体だけが局部から

ぶら下がっている。しかし、胎児の局部にはペニスがついていた。男だった。

“あ、あぁぁぁ、ハァハァハァ”

轡が外れ、肩で息をするベロニカ。

“ベロニカ。胴体が出てきたわ。あとは頭だけよ。”

“お、女の子?”

息も絶え絶えにベロニカが聞く。

“……….。”

“男なの…….んぐ。ぐほっ おおおおおおおおおお。むぐーーーー”

“だ、出すのよ。は、早く、ひ、ひむぅ、ううううううーーーっ。ひ、ひっぱ…..ってっ

ぐぉーーーーーーー“

“わかったわ。”

いきみの絶叫を発するベロニカの局部に手を入れ、胎児を掻きだそうとする。

“ぐああああああああーーーーっ。ひあああああああーあああああ。ぎゃああああ

あっ”

ヌルリと血にまみれた胎児の頭部が娩出された。大きな産声がこだました。

だが、ベロニカの腹部はまだ膨らんだままだ。血にまみれた粘膜が局部から

垂れ下がる。

“ベロニカ。もう一人いるの。頑張るのよ。次は女の子よ。”

“ハァハァハァ。さ、さっさと捨てて来て。男の赤ん坊なんか見たくないわ”

アマゾネスは女性だけの王国だ。男子が出産された場合は、谷底に

投げ捨てられるのだ。

“ま、また来たわ。む、むぐーーーーー。んんんんんんーーーーーっ”

再び下腹部が盛り上がる。双子のうち、一人を娩出し、しばしの休息を

取ることもままならず、二人目を娩出させるための陣痛がベロニカを襲う。

気丈にいきみ続けるベロニカ。

“ぎゃああああああああああ。んあああああああ”

いきみが絶叫に変わった。ベロニカの下腹部が台形状に隆起した。

第二子が下腹部に降りてきたのだ。だが、横長に膨らんだ下腹部から胎児が

娩出される様子はない。

“むぐうぅ。むおぁあああああああああっ”

局部から小さなもみじのような肉片が飛び出した。

産婆が駆け寄る。局部に飛び出したものは胎児の手であった。ベロニカの子宮に

宿る胎児は横体のまま子宮口をこじ開けようとしていた。

“ベロニカ、胎児を一旦、子宮に戻すわ。このままでは、胴体が子宮口に

ひっかっかって出て来れないの。これをしっかり咥えて、頑張るのよ。”

轡を再度口に押し込められ、目を見開く。

産婆が胎児の手を押し上げ、子宮の中に押し戻す。

鉄の焼き鏝を突き入れられるような激痛がベロニカを襲う

“ぎゃああああああああああああああああああ。ぐうあああああああああああ

あぁ〜〜〜〜あおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーー。“

咆哮が広間に響き渡る。痛みから逃れようと必死に身をよじろうとするが、

しっかりと固定された体はびくともしない。もがくたび、赤黒い乳房から母乳が

しぶき上がり、産婆の頭に降り注ぐ。上と下を皮ベルトで固定された乳房は

醜く彎曲し、妊婦の乳房をより強調している。

“ぎゃあああああああああああ。おおおおおあああああああっ。

し、じぬーーーーーー!!ああああああああ!!!“

地獄の咆哮をあげ、ガクリと首をたれるベロニカ。エランが駆け寄り、口に手を当てる。

“気絶してる”

バシャっ

産婆が、局部から手を抜くと同時に大量の血液が流れでた。玉座の床は羊水と

血に染まっている。

“帝王切開するわ。用意して”

エランが叫んだ。

“だ、だめ。う、産む。それ……、は…..だめ”

意識を取り戻したベロニカがエランを静止した。

“死んでしまうわ”

“女の子よ。わ、わかるの。んんんっ!むぐーーーーーーー。あああああああ

あーーーーー。ハァハァ。う、産む………んんんん———————ぐっ”

肩で息をし、必死にいきみつづける。

ヌルッ、おびただしい出血の後に、胎児の足が見え始めた。

“ぐうううううううーーーーーーーーーーーー。おあああああああああっ。

うぉおおおおおおおおおおおーーーーーーーーー“

ズルッ

胴体が飛び出した。

“ベロニカ、女の子よ。”

“ハァハァ。ぐあああああああああああああああっーーー”

陰部が大きく盛り上がり、頭部が徐々に会陰を押し開く。

“むぉおおおあああああああーーーーーーーーー。ぎゃあああああ

あーーーーーーーー。

ぐうううああああああああああーーーーーーーーーー“

断末魔の咆哮があがる。血飛沫とともに胎児がヌルリと娩出された。

産声を上げない胎児がアマゾネスの足元に転がる。

“死んでる”

最後の力を振り絞り、娩出した胎児はただの肉の塊となって転がっていた。

“ま、またう、産む”

大量の出血により意識が遠のくベロニカの口からは無意識に次の妊娠を望む

言葉がつぶやかれていた。

産気づいてから3度目の朝陽が昇ろうとしていた。




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