5.「家からずっとこの格好?」
もしかすると、ご主人さまに逢えるかもしれないので出かけました。
可能性が半々でしたが、逢えなくても自分の満足の為に行ってきました。
可能性をゼロにしないと諦めきれないのです。
会いたいのに会えない時間が流れると、それも一つの責めなのか
次に会えた時には、今まで以上に奉仕したいと思います。
奉仕の気持ちが快感なのです。
ご主人さまの前に出ただけでものも言えなくなる時があります。
ご主人さまの存在自体が、私を支配して、快感で雁字搦めにしてしまうのです。
この震えるほどの感激を伴う感謝の気持ちを表す方法を未だ知りません。
その日はご主人さまに会えませんでした。残念でした。
やっぱり、ご主人さまに会って、苛めてもらいたかったです。ご主人さまを想いながら、
自分ですると、せつなくて涙が出ます。そして会いに行く時の高揚感、会えなかった時の
落胆、泣きながら帰路につき、感じるのです
これほどまでに、ご主人さまを想わせていただいて幸せだと。
また、ある日、ご主人さまに会いに行きました。
家を出るまで、お尻をほぐしておこうと、以前、ご主人さまからいただいた
小さなバイブを入れてみたのですが、すぐお手洗いに行きたくなって、
行くと力を込めてしまい戻ってしまうのです。
それを3分から5分くらい、3回して長く入れているのは、あきらめました。
ガーターに黒のストッキングだけを身につけて、コートを羽織って
出かけました。
待ち合わした閉店後の店に、ご主人さまの手招きで入ります。ご主人さまは、
私をお店の中に連れていきます。入った所はお店の裏方の所、スチールの棚が
立っていたりします。
狭い通路の部分に、椅子を持ってきてご主人さまが坐った前に
私を立たせて、
コートをはだけます。
「ちゃんとしてきた?」
「はい」
ご主人さまは、コートのボタンをはずすと胸に手を這わせます。
「家からずっとこの格好?」
「はい」
「いい子だ」
と軽く笑いました。そして、乳首を口に含んだのです。
いつになく優しい愛撫、それもまた嬉しい、とのんびりとした
女の快感に酔っていると、間もなく、ぎゅっと吸われる力がまして、
鋭い痛みに思わず声が出ました。
思わず痛みにご主人さまの腕を握り締めてしまいました。痛みの中、
ご主人さまの腕の感触が、気持ち良かったです。
それから、コートを脱がされて足を開いて立たされました。
ご主人さまの指が面白そうに私のアソコをえぐっていきます。
「もう、こんなになってるの?」
それから、ご主人さまのモノにご挨拶。その時の気持ちは、
してあげようとか、しないととか、したいとかの気持ちなどなくて、
殆ど無意識のまま口を近づけます。
椅子に坐るご主人さまの前で、跪いて、口でご主人さまのモノをいただいていると、
お尻を引き寄せられました。思わず口が離れそうになりましたが、ご主人さまが
「咥えてろ」と言われたので、放さないように気を付けました。
お尻にいきなり指を入れられました。この何の遠慮もないえぐり方。
少し痛いのですが、でも、それでも感じてしまいます。それから、私をスチールの
棚に手をつかせて、少し前屈みにして後ろから、何度もお尻をえぐります。
「こっちは馴らしてんのか?」
「少し」
それから、時間がないことを告げると残念だとそっけなく言われました。
「仕事、終わるの、遅かったからな。色々したかったのに」
これを、どう聞いても、どう見ても、残念そうでない様子で、さらっと言うのです。
「じゃ、Hだけか」
「はい」
せめて抱かれたかったです。
「じゃ、店の方に行くか? 座敷があるし」
「はい、でも、その前にお手洗いに・・・」
「なに?」
「お手洗いに行きたいんです。」
外で2時間も待っていたので、お手洗いに行きたかったのです。
「どっち?」
「・・・おしっこ、です」
「お手洗いで出来ると思ってるの?」
「・・・はい」
「だめ。ここですれば?」
そう言って、ご主人さまは近くの、灰皿に使っているような四角い缶を引き寄せました。
「そんな・・・、お手洗いに行かせて下さい」
そこで、ご主人さまはふと気が付かれたように
「カメラ、持って来てたんだよね?」
と言われました。
「じゃ、それ持って、あっちに行こう」
あっちがどこなのか、分からないまま、カメラを持って歩かされました。
ご主人さまに、後ろから、お尻をえぐられたまま歩いたのですが、
ご主人さまは、強く指を刺してくるのです。
思わず爪先立ちになるのですが、再び刺すので、どうしようもありません。
連れて行かれたのは、お客からも見えるタイプの厨房、
たぶんご主人さまが
働いている場所、でした。そこの床に排水の溝がありました。
「ここなら流せるから」
ご主人さまは事も無げに言って、カメラのフラッシュのスイッチを入れました。
「いいって言ったらしてね」
と気楽に言われるのですが、どこか外でするより、ご主人さまの普段働いているところで、
そんなことをするなんて、いけない事のように思われて、突っ立っていると、
「坐って、アソコ広げて」
と言われ、恐る恐る溝を跨いで坐り、言われたように広げました。
「もっと広げて」
そう言われて、覚悟を決めて左右から引っ張ってみました。
緊張で出るかどうか心配だったのですが、出ました。
一枚シャッターを切ると、ご主人さまは
「もう一枚、撮るから止めて」
と言われました。うまく止めていると、カメラの準備も整ったようで、するように言われ、
もう一枚撮られました。
終わった後、拭くものをいただいて、拭いた紙を脇のごみ袋に捨てました。
後ろからご主人さまが
「まさか、おしっこを拭いた紙が、こんな所に入ってるとは誰も思わないよな」
と言われたので、恥ずかしさで動揺しまいました。
それから本当にお店の中の座敷で座布団を並べて後ろからご主人さまを、いただきました。
「誰の為に剃ってるんだよ?」
「ご主人さまの為です」
「どっちに欲しい?」
「・・・お尻に・・・」
「アソコはいいの?」
「どっちも・・・」
「贅沢な奴隷だ」
そうご主人さまに言われて恥ずかしさで全身が熱くなりました。
最初はお尻にうまく入らなかったので、先にアソコに入れていただきました。
数回突かれてから、お尻に入れていただきました。さすがにワセリンが効くのか、
吸い込まれるように入りました。しばらく感じさせてもらってから
「ご主人さまを下さい」
とおねだりをしました。
ご主人さまの動きが早くなって、射精されてから、
しばらく震えていました。
ご主人さまは、そのままじっとされていました。それから、何度か痙攣した後、
ご主人さまが抜かれたので口できれいにしました。
もう帰らないといけない時間、だから帰らないと・・・ 帰りたくない・・・でも・・・。
私はご主人さまの指を握ってしばらくじっとしていました。深呼吸。
「帰らなければ、次に逢えない」
呪文のように自分に言い聞かせます。冷静になって・・・ ゆっくりと離れます。
ご主人さまが見送ってくれました。私は後ずさりながら出口に
近づきました。
「また連絡するから」
ご主人さまの言葉に肯きます。心の中で 「必ず・・・」 とおねだりしていました。
その時の、ご主人さまの姿が、今でも私の目の前にあります。
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