7.「ご主人さまの玩具ですから」



ご主人さまのアパートに着いて、そっと部屋に上がり服を脱ぎました。

下着は家から着けてきませんでした。コートを羽織って、ベッドのところまで行き、

布団にくるまっているご主人さまを揺すりました。そっとお布団をあげてキスしてくれました。

コートを脱いで、お布団にもぐろうかと思ったら、 

「隣の部屋に袋があるから持ってきて。 それからコタツに牛乳があるから、それも」 

「コタツ?」 

「そう、コタツん中」 

隣に行って、コタツを探ると確かに牛乳パック。それと道具の入った袋を持って戻りました。

この前、牛乳で浣腸をすると言って出来なかったのを忘れてなかったんだと思うと

嬉しくなってしまいました。実は、私も持ってきたのですが、言わないでおきました。

「暖かくなってるでしょ?」 

「はい」 

「良かったね、冷たいと大変でしょ? 首輪は?」 

「はい」

荷物の中から首輪をご主人さまに差し出して、はめていただきました。

「紐は?」 

「紐と鎖では?」 

「紐」 

「はい」

子猫用の紐を渡して、首輪に付けていただきました。

引かれてベッドに上がって、それからも引かれると、感じてきて軽くイキ始めました。

「首輪、引っ張るだけでイッチャうの?」

と、ご主人さまは、おかしそうにしていました。

「ご主人さまが引っ張っていると思うと、イッちゃうんです」

自分でも、おかしなくらいで、首輪を引かれるうちに、震えが

大きくなり、跳ねるようにイッてしまいました。

「恥ずかしいです」 

「そりゃ、はずかしーわな、こうして、首輪引っ張られるだけで、イッチャちゃうんだもんなー。まず、挨拶しな」

と言われて、お布団にもぐって、ご主人さまのモノに口をつけました。

少ししてこの前と同様に入れて欲しくなって、おねだりしてしまいました。

「じゃ、跨がりな」

ご主人さまは下で、私の紐を引きながら動いていました。それから、牛乳を入れる事になりました。

「どれくらい入れる?」

どれくらいと言われても、どう答えていいのかわかりません。

全部入れてくれなんて恐ろしい事は言えませんし、少なめに答えて、

ご主人さまの気に触ってもと思うと、しばらく黙っていると下から思いっきり突き上げられて

「返事は?」 

と聞かれて、返事を考えられないくらい快感に酔って、また返事をしないでいると 

「答えらんないなら抜くぞ」 

と言われて、あわてて 

「ご主人さまの、お好きなだけ」 

と答えてしまいました。
「じゃ、全部ね」

結局、1リットル入れられてしまいました。

その後、栓をされたところでご主人さまはテレクラに電話して、女の人と話し始めました。

ナオさんという子供のいない人妻相手に話したり、こちらの実況中継をしたりしました。

私は電話口に出された時は 「ごめんなさい」 としか言えませんでした。

ご主人さまは事細かに、ナオさんに説明します。

「今さ、牛乳1リットル、お尻に入れてさ、お浣腸。その後、ぶっとい栓してんの。 で、前に入れてんの」

こんな時だけ、形容詞がぽんぽん出てくるご主人さまです。

そんな事言わなくても良いのにと思いながらも、下から動かれると、

あからさまな声を出してしまい頭ががんがんしてくるくらい恥ずかしかったです。

あんまり気持ち良さそうな声を出すと、ナオさんが、ご主人さまに興味を持ちそうで、

イヤだったのですが、出てしまいました。

「でさ、首輪付けてんだけど、それ、引っ張るだけでもイッチャうんだよね」

と、言いながら引っ張られるのですが、やはり電話が気になるのでしょうか、

さっきほど勢いよくイカないのです。ご主人さまも分かったのか、

楽しそうに何度も引きました。結局イッチャたのです。

そのうちナオさんがバックでしてくれとリクエストしたので、ご主人さまは

受話器片手に体勢を入れ替えます。

「お尻からさ、変なのが出てるから、入れにくいんだよね。

え? 栓してんの。 しとかないと出ちゃうでしょ?」

そんなことを言わなくても、と思いながらも、入るように身体を動かしてしまう私でした。

そこでも、また感じている声を聞かせてしまいました。 

それから、私が苦しそうになってきたので、口に出す事になり、寝っ転がった

ご主人さまのを舐めていました。

「ナオさんがね、トイレに行って来いって」 

「いいです」

私は首を振ります。

「いいってさ、え? 苦しそうだけど」

確かに、何度か苦しくて、口を止めて、お腹を押さえていました。

そんな私を横目にご主人さまはナオさんと話をしています。

「どこに住んでんの?」 

「今度、3Pしようか?」 

「興味ある?」 

「じゃ、ナオさんのお尻の処女、貰おうか?」

聞いているだけで苦いものが込み上げてきます。話が気になって、

聞き耳を立ててじっとしている事もありました。

「妬いてるみたいだよ、じっとして聞いてる」

と、すぐに報告されてしまいました。慌ててご主人さまに奉仕を再開します。

「何でトイレに行かないの? だって」

ナオさんの質問を、ご主人さまが伝えます。私は本当の事を言いました。

「だって、電話してるんですもの」

結局、ご主人さまの精を受けてから、お手洗いに行かされました。

早く戻りたいのですが、牛乳は効くのか、普段なら家で済ませているから、

造作ないのですが、時間がかかり、気が急いてしまいました。

慌てて戻ると次はお尻でするのを聞かせてくれとのリクエストが入っていました。

でも回復するまで、言わば正常位という体勢になって少しゆっくりする事になりました。

この時も、ナオさんのリクエストが入りました。

「え? おっぱい、舐めんの? いいよ」 

と、ご主人さまは、私の胸に優しくキス、優しく舐めてくれました。

わざと。今まで、優しく舐められたことがない私は、違和感を感じてしまいました。

(ヤダ、ナオさんに言われたから、優しく舐めてる。いつもこんなじゃないのに。)と、思うと、

ナオさんに言われたから普段と違う事をしているご主人さまを止めたくなって、

それでも逆らえなくて、悔しくって感じてきてしまいました。 

頬にも優しくキスされて、気持ち良さそうな声を出していました。

「ホント、ほっぺたにキスだけだってば。それとで、こんな声出しちゃうの。 壊されないようにだって」

「壊れません」

「何で?」

「ご主人さまの玩具ですから、壊れたら捨てられちゃいます」

「(ナオさんに)意地でも壊れないってさ」

ご主人さまは楽しそうに報告をしていました。 

耳は、少し噛まれて、いつも通りに感じてしまい声をあげるたびに

「入れてないってば。耳にキスしてるだけ。こんなに気持ち良さそうな声、 あげられると、ずっとしていたくなるじゃん」

とか報告されてしまいます。たまには 

「気持ち、いいんだよね?」 

「はい、気持ちいいです」 

と、答えさせられました。

それ以外にも、濃厚なキスをいただきました。

「そんな声出して恥ずかしくないのかって」 

「恥ずかしいです」 

「(ナオさんに)恥ずかしいってさ。ホントだよ、恥ずかしがってる」 

それから、後ろからお尻に入れられて、息を飲んだ声を聞かして

「何したか、分かる? そう、お尻に入れたの」

と話していたので、ナオさんにも、声で分かってしまったようです。

声を聞かす為か、ご主人さまは激しく動かれて、思うがままに電話の事など

忘れてよがる声をあげてしまいました。

少しして、立ち上がったご主人さまのものを咥えさせられました。

「今までさ、自分のお尻に入ってたやつを咥えてんの。聞く?」

と、受話器を私の口元に持ってきました。普段は、あまり音を立てないのですが、

それでは、ナオさんに分からないかと思い、少し音がするようにしましたが、

馴れない為、あんまり音にはなりませんでした。

その時、珍しくご主人さまが、私の頭を押さえて、腰を揺するような舐めさせ方をしました。

たぶん、その時も受話器をうめくような声を出していた口元に近づけられていたような気がします。

いつ電話が切れたのか、よく覚えていません。でも切れた瞬間に

「ご主人さまが、他の女の人と話しているの、イヤなんですぅ!!」

と、だだをこねてしまいました。

「だって、オレ、彼女がいるんだよ」 

「それは我慢してます。それ以外に、他の女の人と話すの、イヤなんですぅ!」

言っているうちに涙が出てきちゃいました。

(ひどいよ、こんなの、電話、終わるの、待ってたんだから、 早く終われって待ってたんだからぁ)

「ご主人さまが、他の女の人の事、考えるの、イヤなんですぅ!!」

「考えてないよ」

さらっと言ったご主人さまの言葉に、涙も動作も言葉も止まりました。

「私の為、ですか?」 

「それ以外に何があるの?」

私は、それを最高に幸せな言葉に受け取りました。

その後、ご主人さまは私の肩を抱いたまま眠ってしまいました。

出勤ぎりぎりで起きて、お尻で1回してもらっちゃいました。

ご主人さまの出勤の支度の時に、アパートを一人で出てきました。

帰るのは寂しくて、一人で出るのは気が進まなかったのですが、仕方ありません。

玄関で少し何か言いたげにしていたら、キスしてくれそうでした。

唇を近付けたところで口紅を塗ったことに、お互いが気が付いて左の頬にくれました。

時間がなかったのですが、わがままを言って「耳を噛んで下さい。」と、お願いしてしまいました。

「思いっきりでいいです。」

と言う私の右の耳を噛んで貰いました。帰り道、歩くと響いて痛くて、嬉しかったです。


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