ある日、 ご主人さまから電話がありました。
少し話をしてから、今度逢いに来る時に牛乳を買ってこいと言われ、
「はい」
と返事をしたら、
「牛乳をどうするんだ?」
と聞かれて
恥ずかしさにしどろもどろになりながら
「お尻に入れていただきたいです」
と返事をしたら
「どうして入れてもらいたいんだ?」
と突っ込まれて、とても困ってしまいました。
ただ話して いるだけでも、感じてきてしどろもどろになってしまうので、
こうなってくると、何を言っているのか分からなくなってきました。
「こんな風に話しているだけでも濡れてんじゃないの?」
「濡れてます」
「触わんなくてもわかるの?」
「はい、でも、今、確かめます」
そう言って私はパンティの中に手を入れて、あそこの筋をなぞりました。
いつからこんなに濡れているのか、はっきりと濡れていました。
というか溢れていると言った方が良いかも知れません。
それからご主人さまと話しながら、ずっとなぞっていました。
「今、ナニやってんの?触わってるんじゃないの?」
「あ・はい。さっきから触わったままです。」
慌てて私は手を止めました。
「じゃ、そのままイッテみな」
ご主人さまにそう言われて、誰もいない部屋で横になって、 本格的に触り出しました。
触わりながら、ご主人さまへのおねだりを口にしたりもしましたが、私の荒い息だけが
電話を通して自分の耳にも戻ってきます。
「イク時は必ず言うんだぞ」
「はい」
いつ電話が中断するか分かりません。それまでイッテ見せたい、そう思い、クリトリスへの刺激を強くしました。
「あ・あ・イキそうですっ!」
私がそう訴えると、ご主人さまは
「イキそう? じゃ、やめな」
と言いました。今にもイキそうな快感の中にいた私は何を言われたのか瞬間に
理解できませんでしたが、命令に反応して手は止まりました。
身体の中に駆け上がってきた快感を中断されて、軽く痙攣していました。
このまま惰性でイッテしまうかもしれないと、クリトリスを掴むように押さえました。
口からは、落ち着こうとする為に大きな呼吸になっています。
「おあずけだ」
「はい」
「口惜しい?」
「いいえ…」
「口惜しくないの?気持ち良くなりたくないの?」
「気持ち良くなりたいけれど、ご主人さまの命令は絶対です」
「えらいね」
それから、今度逢いに行く時の話をしてから終わりにしました。
「じゃ、仕事中だからね。お前のいやらしい声を聞いてたら仕事にならない」
そう言って、ご主人さまが電話を切った後もしばらく快感に痺れたように
なっていました。
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